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露天風呂付き客室

2025年08月26日 00:42

露天風呂付き客室

バスローブ着替えた二人が露天風呂へ向かう廊下を歩いている 
彼女の手が彼の袖を軽く摘まみ わずかな震えが伝わってくる

「お湯加減を確かめてくるよ」
先に入った彼が湯船に手を浸すと 彼女が不安そうに尋ねた

「熱くない?♡」「ちょうどいいよ こっちにおいで」
彼女が浴槽へ足を入れると温かい水しぶきが立つ

タオルで身体を隠しながら水面に腰を下ろす彼女の姿に 彼が思わず目を逸らした
「星がきれい・・・♡」「うん」

沈黙の中 水音だけが響く やがて彼女が小声でつぶやいた
「私・・・どうしたらいいのか分からないの♡」

「俺もだよ」互いの指先が水面下で触れ合い
そのまま静かに絡み合う 星空の下で二つのシルエットがゆっくりと近づいた

「本当にいいの?」「怖いけど・・・あなたとだから」

ここまで読んでいただきありがとうございます

お湯が波打つたびに二人の距離が縮まっていく
「緊張してる?」彼の優しい問いかけに彼女が俯きながら答える
「うん・・・でも嬉しい♡」「俺も」
彼の手が彼女の髪をそっと梳く
「あ・・・♡」指先が耳に触れると小さな吐息が漏れる
「可愛い」「ずるいよぉ・・・♡」真っ赤になる彼女
「どうしてほしい?」彼の質問に答えられないまま 彼女の唇が彼の肩に触れた
「こういうこと・・・してみたかったんだ♡」
湯気に霞む月明かりの下 二人のシルエットがゆっくりと溶け合う
彼の掌が彼女の背中を支えながら 柔らかな曲線をなぞる
「ん・・・♡」くすぐったさと快感が混ざった声が浴室に響く
「嫌だったら言ってね」「違うの・・・すごく気持ちいい♡」
お湯の中で密着する身体と身体 波紋が広がる水面に月が映り込む
「私・・・変じゃない?♡」「全然 とっても綺麗だよ」
彼の言葉に彼女がほっとしたように微笑む
「よかったぁ・・・♡」
水音と共に二人の影が重なり合った
夜空には無数の星が瞬き続けている・・・

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