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禁じられた蜜月

2025年08月16日 00:25

禁じられた蜜月

「こんなこと・・・本当はいけないことなのに」言葉とは裏腹に 私の体は彼の背中に絡みつく
結婚指輪が冷たく感じるのは 彼の温もりが強すぎるせいだろうか

奥様」と呼ばれると背筋に電気が走る 日常では決して聞けない呼び方に身悶えする
旦那さんより・・・いいでしょ?」彼の囁きに頬が熱くなる 返事はできないが否定もできない

夫とのベッドタイムなど比べ物にならない濃厚な時間 それが今の私にとって唯一の安らぎだった
「でも・・・こんな関係はいつか終わるんでしょ?♡」思わず本音が漏れる 

すると彼の目が哀しげに曇る
「それでもいい 今この瞬間だけは・・・私だけのものでいてほしい♡」

その言葉に私は彼の唇に吸いついた 背徳の味がした
背徳の蜜に溺れる夜

彼の肩に顔を埋めると 彼の匂いが鼻腔を満たす 汗と香水と・・・少しの煙草の残り香
夫のとは違う香りに脳が麻痺していくようだ

「こんな風に慰めてくれる人なんていないよね」私の手が彼の髪を梳く 
会社では上司として威厳ある彼が 今この瞬間だけは幼子のように儚く見える

奥様だけですよ」彼の声が震えている その脆さがたまらなく愛おしい
「いい子ね♡」思わず口にしてしまった言葉に彼の目が潤む そして次の瞬間 激しいキスが降ってきた

舌が絡み合う音だけが寝室に響く この瞬間だけは全てを忘れられる
彼のシャツボタンを外しながら思う この関係がいつか終わることも 夫への罪悪感
 
今はただ彼の体温を感じていたい 背徳の蜜が甘すぎて手放せない夜だった
濃密な密室

閉ざされた扉の向こうは別世界だった
ビジネスホテルの狭い一室 窓からは夕暮れの街が見え隠れする

「ここなら安全ですね」彼の囁きに彼女は頷いた
夫が出張中の三日間 この密室こそが彼女の楽園だった

「いつもより大胆になってる」彼の指が彼女の肌を滑る
白いブラウスボタンが一つずつ外されていく度に 禁断の興奮が高まっていく

「あなたが求めるから・・・♡」言い訳めいた言葉が途切れ 熱い吐息に変わる
「もっと見せてください」彼の命令に逆らえない自分に呆れる

鏡の前に立たされ 背後から抱きしめられる屈辱的な姿勢
「こんな格好・・・恥ずかしい♡」彼女の抗議を彼は無視した

「美しい・・・誰にも見せたくない・・・淫乱な腰」

ここまで読んでいただきありがとうございます

鏡の中の真実
彼女は鏡に映る自分の姿に衝撃を受けた
普段の清楚な外見からは想像できない淫靡な表情
「これが本当の私・・・?♡」
彼の手が彼女の腰をつかみ鏡に向かって引き寄せる
「目をそらさないで見てごらん」
言われるままに目を開けると 鏡の中の女性は明らかに喜んでいた
その瞬間 すべてが腑に落ちた
これまで抑圧してきた欲望が解放される感覚
「もう・・・戻れない♡」彼女の告白に応えるように 彼の動きが激しくなる
ベッドサイドテーブルの上のスマホが微かに震えたが 二人は気づかないふりをした
鏡に映る影が一つに溶け合う様子を見ながら 彼女は心の中で呟いた
「今日だけは・・・ただの女性になりたい♡」

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