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その一歩

2025年08月09日 00:11

その一歩

彼の視線は完全に私に釘付けになっていることが分かった 
普段は冷静な彼の目が今は熱に浮かされているようで嬉しかった

「そんなに見られると恥ずかしい♡」冗談めかしながら彼の首筋に軽く爪を立てた
「・・・ごめんなさい」彼の言葉とは裏腹にさらに強く抱きしめられる

その力強さに胸が高鳴る いつも優しい彼だが 今この瞬間の荒々しさも愛おしかった
「本当に大丈夫ですか?」彼の囁きに頷いた瞬間 指先が私の最も柔らかな部分を探り始めた

初めての感覚に身体が反射的に硬直する その反応を悟った彼が優しく背中を撫でてくれる
「怖がらなくていいんですよ」温かい吐息と共に耳元に囁かれた言葉が魔法のように効いた

徐々に彼の動きが大胆になるにつれて 痛みよりも奇妙な痺れが全身を駆け巡り始めた
「あ・・・これ・・・変・・・♡」思わず声が漏れる 彼の指がゆっくりと進む度に甘い電流が走る

「気持ち良いですか?」彼の声も掠れている その問いに答える余裕もなくただ頷くしかなかった

ここまで読んでいただきありがとうございます

未知なる領域へ
彼の指が私の最も繊細な部分に触れた瞬間 まるで電流が走ったかのように身体が跳ね上がった
「あっ・・・そこ・・・♡」初めて口にする言葉に戸惑いながらも 抑えきれない反応に自分自身驚く
彼の表情に一瞬の戸惑いが浮かぶが すぐに優しい眼差しへ変わる
「痛くない?」「ううん・・・なんか変な感じ・・・けど・・・気持ちいい♡」
正直に答えると彼の目が妖しく光った
彼の指が徐々に深みを探る 今まで誰にも触れさせたことのない領域が今 
彼の支配下にあるという事実に陶酔する
「こんなに濡れてる・・・」彼の呟きに頬が火照る 返す言葉もなくただ小さく頷くしかない
「俺のために準備してくれてるんだね」囁きが耳朶をくすぐる その言葉に身体がさらに熱くなる
彼の愛撫は決して乱暴ではない むしろ恐る恐るといった慎重

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