- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:私は優しい 大人の恋愛に大切な事:信用 出会う前に知りたい事:チャレン...
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彼には見えてないけどスカートが短く
2025年08月19日 00:10
落下系アトラクションでは裾が気になる
「怖くてドキドキしてる♡」「裾を気にする仕草に俺も可愛くてドキドキしてる」
彼は突然私の頬に手を添えてきた 冷たくて大きな手のひら
「えっ?♡」驚いて固まっていると耳元でささやいた
「こんなに可愛い表情初めて見たかもしれない」
恥ずかしさで顔が火照ってくるのがわかる
でも同時に胸の奥で何かが弾けるような感覚があった
「もう一度何か乗りに行こうか?」彼の誘いにうなずきながら立ち上がる
手をつなぎ直すとき指先が震えていた 彼も同じだったのか少しぎこちなく握り返してきた
夕暮れ時になると観覧車の前に並んだ 窓側の席に座ると
遠くに見える街の灯りが一つずつ増えていくのが見える
「今日は本当に楽しかったよ ありがとう」彼が言う
「ううん 私も すごく幸せだった♡」
観覧車が頂上に近づくにつれて 二人の距離も縮まっていった
彼の肩にそっと頭を乗せる
彼の肩に頭を預けながら わざとらしくないように身体を寄せてみる
観覧車の揺れに合わせて そっと彼の腕に腕を絡めた
彼がちらりとこちらを見る その目が少し泳いでいるように見えて
思わず微笑んでしまう「どうしたの?♡」意地悪な質問だとわかっていたけれど
聞かずにはいられなかった「いや その・・・近くで見る景色もいいなと思って」
慌てて窓の外を見る彼だけど 耳まで真っ赤になっているのが丸見えだ
「ふ~ん・・・♡」私はさらに距離を詰める「でもやっぱり君が一番綺麗だよ」
そんなことを自然に言えるところがずるいと思う
ここまで読んでいただきありがとうございます
「近くで見る景色ってなに? 今日は隠れてるけど 近くで見たい?♡」
私の冗談めかした問いかけに彼は一瞬動きを止めた そしてゆっくりと振り返る
瞳の中に不安と期待が入り混じっているのがわかる
「見せてくれないのは・・・俺のこと信用してないから?」
思いがけない答えに胸がキュンとなった「違う! ただ恥ずかしいだけなの♡」
正直に告白すると彼は柔らかく微笑んだ「無理しないでいいよ 俺は今のままの君が好きだから」
その言葉に勇気づけられて決意を固める 今日は絶対に最後まで進むんだ
観覧車が地上に近づくと 彼の手を取り強く握った




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