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目の前に彼の顔

2025年10月17日 00:10

目の前に彼の顔

「わぁぁぁ!?♡」想定外の私だ 壁ドンどころか いろいろ夢で予習したはずなのに・・・
背中を伝う冷たいコンクリートの感触と彼の熱い体温が奇妙コントラストを描いていた

「緊張してる?」低い声が鼓膜を震わせる その振動だけで膝が崩れそうだ
「そ・・・そんなわけ・・・!♡」必死に強がろうとしたのに・・・

「ほら」 彼の親指が口元に伸びてきて 唾液の筋を拭い取られた瞬間
全身に鳥肌が立つ その指先が憎い

「おっと」 彼の指が私の顎を優しく持ち上げる 舌先が濡れた下唇を這っていく感触
「ふぇ・・・?♡」まるで映画のワンシーンみたいだけど・・・これはリアル

頭の中では何度もリハーサルしたキスシーンも 今はただのパニック状態
「可愛いな」 彼の鼻先が首筋を擦る 湿った呼吸が肌に染み込むみたいで・・・

「・・・んっ♡」思わず漏れた声に 自分でも驚いてしまう
「もっと聞かせて」 そう囁くと同時に またあの柔らかい唇が迫ってくる

今度は抵抗しなかった むしろ自ら彼の首に腕を絡めてやっと立っていた・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

「ちょっ・・・待って・・・これ以上は・・・♡」
だって明日も会えるんだもの・・・今夜はこれくらいにしておかないと
お互い笑い合って それでも離れ難くて もう一回だけキスをした
「ごめん・・・ちょっと勢い余ったかな」 彼の声にも少し焦りが見える 
私もこんな風にドキドキするなんて想定外すぎる!「大丈夫だよ?♡」
精一杯平常心を装おうとするけれど・・・この体勢を
どうやって抜け出せばいいんだろう?「本当に?」 彼の手が腰に回る 
その重みだけでズブリと沈みそうになる感覚・・・
「ひゃっ!?♡」突然彼の指先が太ももの内側を滑る 
ジーンズ越しでもわかる硬い凹凸「動かないで」 低い命令口調なのに
優しさが滲んでいるから困るの「でも・・・だって・・・まだ・・・!♡」
「明日まで待てないんだ」 耳元で囁かれたらもうダメ 理性が溶けていく
「・・・わかった♡」 素直に頷くと彼は嬉しそうに笑った 
それこそが最高の答えだと知ってたみたいな表情で
壁に押しつけられたまま 互いの吐息で窓ガラスが曇っていく夜・・・
明日の朝はきっと眩しすぎるだろうな

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