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彼女の本当の目的

2025年10月10日 00:07

彼女の本当の目的

「実は・・・私が頑張りたいのは料理じゃないの♡」
彼女の指が彼のシャツボタンに触れた「君は何を言おうとしてるんだ?」

「今日は私があなたを食べたいの♡」そう言って彼女は彼の首筋に唇を寄せた
「ちょっ・・・待ってくれ!」彼が体を引こうとした瞬間 彼女の腕が

しっかりと彼の腰を捉えた「ダメよ 私はもう我慢できない♡」
彼の耳元で囁く声は普段よりずっと低く 熱っぽかった

「せめて・・・ここじゃなくて部屋で」「あら そんな余裕があるなんて・・・意外ね♡」
彼女が微笑むと その目は完全に獲物を見つけた獣のようだった

「僕だって・・・君が欲しくて堪らないんだ」今度は彼から彼女の髪に指を入れ
引き寄せるように口づけを交わした 二人の間に流れる緊張が一気に解けた

「じゃあ 買ってから私の家に行きましょう♡」彼女は満足げに彼の手を握りしめた
その力強さが何より正直な気持ちを物語っていた・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

人気のテイクアウトをもって 彼女の家への道を歩く二人の影が長く伸びていた
彼女の唇が星明かりに照らされて輝いているように見える
彼の視線に気づいたのか 彼女は人通りの少ない路地に入ったところで立ち止まった
「あのね・・・♡」彼女が振り返ると同時に 彼の背中に両腕を回した
そして驚くべき素早さで彼のネクタイを緩め始めた
「ちょっと!まだ玄関前ですらないぞ!」「大丈夫 誰も見てないわ♡」
確かに周囲は暗く 人影はない しかし それでも路上だという現実が
彼の理性を呼び戻した 彼女は彼の抵抗など気にせず 彼の耳朶に唇を押し当てた
「私が欲しいものは分かるでしょう?あなたも同じでしょ?・・・♡」

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