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3-75/一瞬躊躇

2009年05月04日 00:26

3-75/一瞬躊躇

章代が京介と付き合い出して、3ヶ月が経っていた
月に二・三度はホテルに行き、何回も絶頂を得させてくれる
主人とのセックスとは、深さも大きさも長さも格段の違いに驚き、
次から次に襲って来る大波が、何処まで続くのか章代にとって怖いくらいだ

今までのは何だったの?とさえ思ってしまう
もう京介なしの生活は有り得なかった


それ程までになってしまった12月の終り、10日間の日程で主人が帰って来た
父も母も久し振りに帰って来たという事で、気を遣い早々に自分達の部屋に行く
子供は嬉しいらしく主人に付きっ切りで、膝の上で寝てしまった
章代は今迄の様な嬉しさもなく、抱いて欲しい何て全く思えない

それどころか、夜一緒に寝るのが嫌なくらいで、初日に何もせず寝てくれほっとした
しかし、二日目は求めて来たので応ずるしかなく、嫌々抱かれた
コンドームを嵌める時には、夫のペニスに触れるのに一瞬躊躇ってしまった
掴むのにも抵抗があったけれど、何とか嵌めた
形ばかりのキスクンニリングスで、すぐに入れて来たかと思うと数分で出す
そう言えば、主人に逝かされたのは数える程しかない

「風邪でもひいているのか?」と聞いて来る主人に、はっとした
気付かれてはいけないと考え「ええ、ちょっと熱もあるのよ」と答える
5日にやっと帰って行った時には、正直ほっとしたし、嬉しかった
3回も抱かれてしまい、その度にずっと京介の事を考え続けていた


「京介さん、逢いたい」と主人が帰った翌日の昼に電話を入れてしまう
「章代から架けて来るとは珍しいね」
「逢って」
「何時もの喫茶店に、一時間後でいい?」
「えっ、今日いいの、すぐ?・・・・・有難う」

「誰かに見られても知らないぞ」
喫茶店に先に行き、京介の姿が入り口に見えると立ち上がっていた
駐車場の車に座るなり、章代は抱き付き口を重ねた
長いディープキスの間中、ずっと左手ペニスを掴んでいる
「もう駄目、早く抱いて、して、入れて・・・ねえ、お願い」
「分かった。すぐに何回も往かせてあげるから、ホテルまで我慢」
「ええ、早く鎮めて」

部屋に入るなり、ストッキングも取らずパンティを脱ぐ
京介がベルトを外していると、ファスナーを降ろしもう口に含んでいる
上から見ている京介には、まだ大きくなっていないペニスに、ほほ摺りをする章代が見えた
「あぁー良かった、京介さんだ・・・京介さんのオチンチンだ」


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