他所の妻2-51／主人は？

男二人が荷物を持って先に歩き出し、少し離れて女二人が続く
「トイレで？」
「そう、車でした？」
「いいえ、フェラだけ・・・大きくて驚いた」
「でも、早かったでしょう？」

「そうでも無かったわよ」
「私は２回。ご免ね、お姉さん」
「良かったじゃない。手でイカさせてくれたから、いいわ」
「私達がパーキングで出て行く少し前でしょう？」
「気が付いていたんだ」
「ええ、チラッと見えたから」
「主人は？」
「見えてないし、聞えてもいないから安心して」



１０時少し過ぎに着き、それぞれの部屋に入ると、ひかる達の部屋に食べ物とお酒の用意が整っていた
浴衣に着替え丹前を羽織って、男女に分かれてお風呂に行く事にする


あー、気持いい・・・温泉は３年ぶりだろうか？
この前は群馬の温泉で、義母も一緒だった
１年に一度は来たいなー、と思ってしまう
家事から離れ、何より食事の支度をしなくてもいいのが嬉しい
毎日の献立を考えるのだけでも大変・・・男たちは分かっているの？
家事や育児が嫌な訳では決して無いけれど、たまには主婦に休みが有ってもいいじゃない
１年に一度くらいは良いわよ

お湯に浸かりながら、そんな事を考えていたひかるが喋り出す
「私が先でいいのね？」
「ええ、最初の予定通りで行きましょう」
「うちのは連荘が利かないから、その方がいいかも」
「翔一は早漏だけど、そっちは大丈夫」
「ええ、イカせてくれるって言ってた」


「薬は大丈夫ね？」
「えぇ、薬剤師の友達からだから」
「だったら上手く入れて」
「任せて。頃合は見るけれど、大体１２時過ぎ」
「オーケー」


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