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人妻と…真夏の深夜にその肉体を求めあって…(その17)

2012年08月29日 19:09

人妻と…真夏の深夜にその肉体を求めあって…(その17)

(その16より)まさか、この様なことを想定していたのかはわからないが、小夜子(仮名)は、紺色で割と地味目なビキニを用意しており、それを着用していた。

バスローブを上にはおり、小夜子と僕は手を繋ぎながら、プールの方へ向かった。

プールサイドに近づき、他人の気配がないかを確認しようとした。

初めは、誰もいないように思えた…

しかし、耳をすませると…

反対側のプールサイドに、誰かがいる気配を感じ…

遠くて、暗がりの中であったので、初めはよくわからなかったが、どうも複数のようであった。

ポツリと点いた灯りを頼りに、微かに動く人影を見つけることができ…

それは、別の男女のカップルのようであった。

その二人は、一緒に泳いでいた…

というか、水の中で、完全に体を絡ませ合っていた…

彼らは、二人の世界に没頭し、愛し合っているようで、僕達の存在に気が付かないようであった。

小夜子と僕は、そのカップルの邪魔をしないように、気を遣いながら、そのカップルとは、距離をおいた…

…8月も半ばを過ぎ、時折、虫の鳴き声も聞こえるような夜もあった。

しかしこの日は、プールに入りたくなるような蒸し暑い夜であった…(その18へ続く)

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