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暑い真夏のビーチで、熱く絡み合い…(その12)

2012年08月11日 17:42

暑い真夏のビーチで、熱く絡み合い…(その12)

(その11より)小夜子(仮名)が、手ブラで海の中で待っているものと思い、僕は急いで小夜子の元へ戻っていった。

片手に小夜子の下着のブラを持ちながら、暫く泳ぎ、小夜子に近づくと…

海面から首を出している小夜子が、片腕で乳房を覆い隠しながら、もう片方の手で、ある物を手にしていた。

それは…

流されたはずのブラを手に持っていたのであった。

僕が

「見つかったの?」

と尋ねると、小夜子が

「あなたが戻ってくるまで、周囲を見てたら、突然目の前に、このブラが流れてきたの…」

と、言うのであった。

兎に角、小夜子のブラが見つかってよかった。

僕は、少し疲れてしまい、二人岸に上がることとした。

とんだ、小夜子のブラ騒動であった…

テントに入り、小さなクーラボックスの中に入れていた、缶ビールを開け、二人で乾杯した。

テントの小さな窓から、風が吹き抜けてくるが、殆ど熱風に近かった。

小夜子が、おつまみを食べながら突然

「眠いわ…」

と言い、僕にもたれ掛かった。

僕は

「重たいよ」

と言いながら、小夜子を横に寝かせた。

僕も小夜子の隣に寄り添い、横になった…(その13最終へ続く)

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