- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:私は優しい 大人の恋愛に大切な事:信用 出会う前に知りたい事:チャレン...
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水族館後の夜に
2025年11月19日 00:35
手作りパスタのオリーブオイルの匂いが部屋に漂っている部屋 普段料理しない彼女が
珍しく褒めた「うまいね・・・♡」舌の上で踊る海老の食感が残っている
ソファーに座り映画を見始めたが 内容が頭に入らない 隣の彼女との距離が5センチ
肩が触れ合うと電流が走る 水族館で味わった強烈な刺激とは違う柔らかい感触
「君の手料理美味しいから・・・♡」彼女の口調が少し変わる
「レストランより全然美味しい 毎日食べたい・・・♡」
耳元で囁かれ、鼓膜が震えた「だから明日も作ってくれる?♡」問いかけに返事をする代わりに
唇で応えた 温かいキスだった 水族館で強引に迫ったような激しさはない
お互いの唇を確かめ合うようにゆっくりと重ねていく
唾液の甘い香りが鼻腔に広がる 舌先が触れ合うと微かな震えが伝わってきた
彼女の腰に手を回すと細い身体がピクリと跳ねた
「ダメ・・・映画見ないと・・・♡」
ここまで読んでいただきありがとうございます
映画の画面では派手なアクションが続いていたが 二人ともスクリーンを
見ていなかった 唇を貪ることに夢中で テレビの音さえも遠くに感じる
ソファがどこにあるかわからないほど 二人はじゃれ合っていた
革張りの肘掛けに背中を預けたまま 彼女の指が僕のシャツのボタンを一つずつ外していく
布地が擦れる音だけが静寂を破る
「ねえ・・・今日は脱がないでいよう・・・」彼の囁きは熱く湿っていたが優しく響いた
「いいの♡」「君が無理する必要はないよ・・・僕が追いかけるから」
彼女の胸元にそっと手を当てると鼓動が伝わってくる 早すぎるリズムに不安が滲む
「無理に気を引こうとしなくて大丈夫・・・心配♡」
額にキスしながら髪を撫でると緊張が解けていくのがわかる




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