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水族館後の夜に

2025年11月19日 00:35

水族館後の夜に

手作りパスタオリーブオイルの匂いが部屋に漂っている部屋 普段料理しない彼女
珍しく褒めた「うまいね・・・♡」舌の上で踊る海老の食感が残っている

ソファーに座り映画を見始めたが 内容が頭に入らない 隣の彼女との距離が5センチ
肩が触れ合うと電流が走る 水族館で味わった強烈な刺激とは違う柔らかい感触

「君の手料理美味しいから・・・♡」彼女口調が少し変わる
レストランより全然美味しい 毎日食べたい・・・♡」

耳元で囁かれ、鼓膜が震えた「だから明日も作ってくれる?♡」問いかけに返事をする代わりに
唇で応えた 温かいキスだった 水族館で強引に迫ったような激しさはない

お互いの唇を確かめ合うようにゆっくりと重ねていく
唾液の甘い香りが鼻腔に広がる 舌先が触れ合うと微かな震えが伝わってきた

彼女の腰に手を回すと細い身体がピクリと跳ねた
「ダメ・・・映画見ないと・・・♡」

ここまで読んでいただきありがとうございます

映画の画面では派手なアクションが続いていたが 二人ともスクリーン
見ていなかった 唇を貪ることに夢中で テレビの音さえも遠くに感じる
ソファがどこにあるかわからないほど 二人はじゃれ合っていた
革張りの肘掛けに背中を預けたまま 彼女の指が僕のシャツボタンを一つずつ外していく
布地が擦れる音だけが静寂を破る
「ねえ・・・今日は脱がないでいよう・・・」彼の囁きは熱く湿っていたが優しく響いた
「いいの♡」「君が無理する必要はないよ・・・僕が追いかけるから」
彼女胸元にそっと手を当てると鼓動が伝わってくる 早すぎるリズムに不安が滲む
「無理に気を引こうとしなくて大丈夫・・・心配♡」
額にキスしながら髪を撫でると緊張が解けていくのがわかる

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