彼女が指差した先には綺麗な女性

彼女はすかさず「何見てるの？エッチ♡」
よく見ると胸元が大きく開いた服を着ている

「違うよ！ただのペンギン見てただけだろ！」
慌てて否定する僕に彼女がくすくす笑いながら近づいてくる

「嘘つき～ほらあそこ見てみなよ～♡」
彼女の視線の先には確かに谷間が見える女性の姿が

思わず目が行ってしまう自分に罪悪感を覚えつつも・・・
「ごめん・・・でも君だってわざと見せてきたじゃないか」

言い訳じみた言葉に彼女はニヤリと笑みを浮かべた
「ふふっ・・・やっぱり見てたんだぁ♡」

突然腕を掴まれ耳元で囁かれる
「後でたっぷりお仕置きしてあげるね・・・？♡」

その瞬間ゾクリとした快感が背筋を走った・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

逃げてくても力の出ない腕
彼女の細い指が必死に僕の手から逃れようとするけれど
力は全く入っていない　震える吐息が唇を湿らせ
「いや・・・お願い・・・本当に怖いの・・・♡」
涙が一筋流れ落ちた　僕はゆっくりと身体を離し　
彼女の頭を優しく抱き寄せた「ごめんな・・・つい・・・」
謝罪の言葉が出る前に彼女が小さく呟いた「・・・約束して♡」
「え？」「次は・・・ちゃんとしてくれるなら・・・♡」
震える声に込められた勇気に　僕の心臓が早鐘を打った