「おっしゃ！♡」と元気に叫んだ彼女は突然

テーブルに身を乗り出してきて　顔を近づける「ねぇ・・・水族館じゃなくて・・・今ここで♡」
「え？」と言葉を失った僕の目の前で　彼女はニヤリと微笑む

「だって・・・私たち　もう恋人同士だもん♡」
その瞬間　部屋の中に漂っていた空気が一変した　彼女の長い睫毛が震えるたびに　

甘い吐息が僕の唇に触れるようだった
「待って・・・まだ早すぎるよ・・・」と慌てて制止する僕だが　

彼女は悪戯っぽくウインクしてくる「大人のデートって言ったのはあなたよ♡」そう言いながら　
彼女の指先がそっと僕の腕に触れる　その温もりだけで全身が熱くなる

「ダメだって・・・こんなところで・・・」「大丈夫だよ　誰も見てないもん♡」
彼女の囁く声には　確かな期待と挑発が含まれていた　その声に導かれるように　

僕たちの距離はさらに縮まる「本当に・・・？」と問いかけながらも　僕の服に・・・
「大胆な彼女の計画なのだろうか？」確かにそうだ　彼女の計画は大胆だった

「どうして・・・こんなところで・・・？」と焦る僕に　彼女は自信満々の笑みを浮かべる
「だって　夜景見える窓辺の方がムードあるじゃん！♡」そう言いながら　

彼女はソファから立ち上がり　窓際へと誘う　外からは車のヘッドライトが流れるように光り　
まるで映画のワンシーンのように美しい光景だった「ほら・・・ここなら誰にも見えないでしょ？♡」

と耳元で囁かれると　彼女の息遣いが妙に生々しく感じられて　思わず背筋がゾクリとした　
彼女の細い指先が僕のシャツのボタンにかかる　一つ　また一つと外されていく音が　

静かな部屋に響くようだった「ちょっ・・・待って！まだ心の準備が」
「我慢できなくなる」と言いかける僕に　彼女はさらに詰め寄ってくる「何故我慢するの♡」

その問いに答えられないまま　僕は押し倒されるような形でソファに沈み込む　
彼女の柔らかな胸が僕の胸板に触れ　その感触が脳を揺さぶる」

「彼女はお酒に弱かった　奥底に秘められていた願望が爆発した」彼女の頬は薄紅色に染まり　
いつもより大胆な視線で僕を見つめる「ずっと・・・こうしたかったの♡」と囁きながら
　
彼女の手が僕の腰に滑り込む　アルコールのせいか　普段なら絶対にしないような
積極性が彼女を動かしていた　僕が「おいおい」と戸惑う間もなく　彼女は上着を脱ぎ捨て

「もっと近くに来てよ♡」と挑発的に舌なめずりをする「そんな急に言われても・・・」
と慌てる僕に　彼女はニヤリと笑って「もう待てないよ♡」と囁きながら　

僕の首筋に唇を這わせる　その湿った感触に体が反応してしまう
「これ以上は・・・」と制しようとする僕の声は　彼女の情熱的なキスに飲み込まれていった　

しかし突然「あれ？スマホ鳴ってるよ？」と彼女が僕のポケットを探り始める

ここまで読んでいただきありがとうございます

「もしもし？」と電話に出た途端　彼女は再び動き始めた　僕が「ちょっと待って」
と小声で制しても　彼女は聞こえないふりをして　背中にぴったりとくっついてくる
「あの～すみません　話してるので・・・」と電話の相手に謝るが　その間に彼女の指が
僕のベルトに忍び寄る「ひゃっ！？」と思わず声が出てしまい　慌てて咳払いでごまかす
「ごめん　後でかけ直す！」と一方的に通話を切り　振り返るとそこには勝ち誇った表情の
彼女が立っていた「ほら　私の勝ち♪♡」と妖艶に笑いながら　そのままベッドへと引きずり込まれていく
「もう歳が離れているからと言い訳できないよ・・・ウフ♡」
彼女の言葉に僕は固まった　確かに歳の差はあるけれど　それが言い訳になるほど
甘くない　それでも社会的な常識や周囲の目を気にするのは僕だけなのか？
「いや　そんなつもりは・・・」言い訳しようとする僕の唇を彼女の指が封じる
「大人になったらね♡」と彼女が続ける　その眼差しが急に真剣になって
「あなたのこと好きなの　本当よ♡」窓の外では雨が降り始めた
湿った空気が部屋に流れ込み　どこか懐かしい香りが広がる
「・・・わかってる　でも怖いんだ」僕は正直に告白した
「大人になると色々責任があるし　君を傷つけたくない」
彼女の表情がゆっくりと和らいでいく「優しいね　でもそれは私のセリフだよ♡」
彼女の手が僕に・・・