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不思議な時間と妖艶な彼女

2025年09月21日 00:35

不思議な時間と妖艶な彼女

「こんなところで・・・」僕が言いかけると
突然周囲の音が消え去った グラスの中のアイスが空中で止まり

他の客たちも彫刻のように静止している
ただ二人だけが動いていた これが現実なのか?

「ねぇ・・・♡」彼女が囁きながら近づいてきた
指先が僕のシャツボタンを一つずつ外していく

柔らかな体温が肌に触れ 互いの吐息が熱く絡み合う
夢の中にいるようだ でも確かな感触がある

「どうして・・・」戸惑う僕の頬に彼女の冷たい指が触れた
「時間を奪ってあげたの・・・♡」その瞳は妖しく輝いて

唇が重なる瞬間 世界はさらに色を変えた
「これはあなたの隠している欲望 私に吸い寄せられたの♡」

彼女の言葉が鼓膜を震わせると同時に 黒曜石のような瞳の奥で無数の星が瞬いた
「あなたの中にある渇望が・・・私の元へ導いたの♡」

レストランの天井が溶け始め 星空へと変わっていく・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

テーブルクロスは銀河となり 二人の影が星座を描く
「見えるでしょう?あなたの本能が形になったものが♡」
彼女が指さす先に 無数の欲望の糸が漂っていた
赤い糸は激しさを 青い糸は優しさを
金色の糸は執着を示し それら全てが彼女の体へと収束していく
僕の首筋に冷たい指が滑る「そして罰じゃないわ♡」
「綺麗なお姉さんに対する尊敬の表現よ♡」
尊敬眼差し彼女を見上げる「僕にとってあなたは女神のようだ」
その言葉に彼女は微かに口元を緩めた「そんな畏まらないで・・・♡」
指先が僕の唇に触れる「だって私も同じだから♡」
彼女の足元から黒い霧が立ち上る それが渦を巻き二人を包み込む
「さぁ・・・本当の欲望を見せてくれる?♡」
天井に張り巡らされた血管のような光の筋が脈打ち
床から伸びる蔓が僕の脚に絡みつく「怖がらないで♡」
彼女の微笑みは深淵のようだった

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