店内のコーヒー豆の香りが急に鮮明に感じた

彼女の頬はまだ薄紅色のまま　
僕は返事をする前に焼き菓子の箱をぎゅっと握りしめていた

「僕の部屋で一緒に食べませんか？」思い切って口にした途端　喉がカラカラになった
「よろしいですか？♡」彼女の潤んだ瞳に心臓が跳ね上がる

週末　キッチンから流れてくる鼻歌に僕は固まっていた
エプロン姿で卵を割る彼女がふと振り返り　「ちょっと味見してみてください♡」

差し出されたスプーンには艶めかしい黄身色のソース　舐めた瞬間脳裏に閃光が走った
「もっと・・・もっとほしい・・・」気づけば僕は無意識に彼女の手首を掴んでいた

「ふふっ　実は特別な隠し味が・・・香りの媚薬♡」
「媚薬の香りに二人とも魅せられている　官能の扉が開き夢の世界へ・・・」

僕の背中を押し込むように抱きついてきた彼女の吐息が耳元で揺れる
「あなたがずっと欲しかったんです・・・♡」その言葉と共に彼女の指先が

僕のシャツのボタンを外し始めた
「あっ・・・まって・・・こんな突然・・・」抵抗しつつも体は正直に反応してしまう

「ほら見て・・・キッチンの床が私たちの動きで震えてる・・・」彼女の笑みに理性が溶けていく
抱き合いながら二人とも裸になっていった　彼女の柔らかい肌と僕の熱い肌が

触れ合うたびに電気が走るようだ「んっ・・・」僕は思わず声を漏らす　
唇と舌が絡み合うたびに聞こえるのは確かに卑猥な水音だけれど

同時にそれは私たちの気持ちを素直に表現する音でもあった
「あなたの鼓動・・・すごく速い♡」彼女はそう囁きながら

指先で僕のお尻をそっと包み込んだ「もっと近づきたいの・・・♡」
キッチンの窓から差し込む夕日の光が二人の影を長く伸ばしていく・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

「待てないから後ろから入れて♡」
彼女の甘い囁きが背筋を駆け抜ける　窓辺の月明かりが照らし出す彼女の輪郭はまるで彫刻のように美しい
後ろからそっと彼女に覆いかぶさると　甘い香水の香りと彼女自身の温もりが混ざり合った匂いが鼻腔をくすぐる
「大丈夫・・・ゆっくりね・・・♡」彼女の言葉に導かれるように僕は腰を沈めていく
結合する瞬間　彼女の肩甲骨が微かに震え　「んっ・・・♡」という声と共に僕たちの境界線が消えていく
月光が僕たちのシルエットを壁に映し出し　まるで一つの生命体のように蠢いている
分身の先端が彼女の入り口でゆっくりと出入りするたびに
「にゅぷ・・・にゅ・ぷ」という湿った音が静寂の中で響き
「あ～♡」という彼女の甘い吐息が夜の空気に溶け込んでいく
彼女の背中に僕の胸板をぴったりと寄せ　髪に顔を埋めれば
ほのかに甘いシャンプーの香りが僕の鼻をくすぐる
「もっと深くまで・・・来て・・・♡」
彼女の切ない声に導かれ　僕はさらに奥へと進んでいく
月明かりに照らされた彼女の白い肌が
僕たちの結合部分から湧き出る透明な蜜に濡れて輝いていた