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彼からの手紙には几帳面な文字で

2025年09月05日 00:07

彼からの手紙には几帳面な文字で

「昨夜は両親の緊急事態で行けず申し訳ない 君のことはずっと考えていました」とありました 
マスターからは「彼も夜遅くに来ていたよ でもきっとまた来るよ」と励まされました

「返事を出したい」と伝えると「直接渡せる」と言われたので手紙を書きました
「お手紙ありがとう とても驚きましたが嬉しいです 楽しい話をするだけでも

構いませんので よかったらこの連絡先へどうぞ♡」
その夜 夢に彼が現れました 駅のホームで微笑んでいる彼 振り返ると雨上がりの夕暮れの街
 
目覚めると胸が高鳴り秘密の泉が溢れていました
一週間後 窓際のテーブルでコーヒーを飲んでいると 背後から「待たせてごめん」と

声がかかりました 振り返ると 彼が少し照れくさそうに立っていました
「メール見たよ 返信しようと思ったけど こうやって直接会いたかった」

「来てくれると思わなかった・・・♡」「僕の方こそ あの日のこと 忘れません」
「私も毎夜いけない夢を見てしまいます♡」

「僕もあなたの夢を見ていたんです」彼が少し照れくさそうに言います
「もしよかったら・・・別の場所でゆっくり話しませんか?」

彼女はコクリとうなずき「実は私も同じことを考えていました♡」と小さく微笑みました
喫茶店を後にした二人は 夕暮れの街を散策しながら歩いていきます 

少し郊外にある静かな公園に辿り着くと ベンチに腰掛けました
「さっきの話ですが・・・」彼が口火を切ります

「私があなたの夢を見るようになったのは あの雨の日からなんです」
「私も・・・♡」彼女は頬を染めながら続けます「でも夢の中のあなたは時々・・・」

言葉を選ぶように間を置き「大胆すぎるんです♡」「そ それは恥ずかしいですね・・・」
彼は耳まで赤くなり「でも夢は願望を映すといいますから・・・」

「そうかもしれません♡」彼女は悪戯っぽく笑いました「実際との違いを知りたくて♡」
二人の視線が絡み合い 沈黙が流れる中 彼が勇気を出して彼女の手を握りました

「もっと・・・お互いを知りたいです」「私も♡」彼女は彼の手を優しく握り返しました
その夜 二人は互いの夢と現実を行き来するような 甘く優しい時間を過ごしました

秘密の想いが少しずつ明らかになっていく中で 二人の絆は深まっていったのです
二人は静かな公園からさらに人里離れた場所へ移動し 古い別荘を見つけた・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

「ここなら誰にも邪魔されないよ」と彼が鍵を取り出したとき 彼女の鼓動が早くなります
窓辺の月明かりに照らされた部屋に入ると 彼女はそっと彼の頬に触れます
「夢の中のあなたはいつももっと積極的だったわ♡」
「それは僕の願望が現れているのかも」彼は彼女の髪を優しく撫でながら答えます
「でも現実はもっと大切にしたいんだ」
彼女は笑みを浮かべ「じゃあ本当に確かめましょう♡」と手を彼の胸元へ滑らせました
布地越しに伝わる鼓動の強さが 彼の興奮を物語っています
「これが現実なの?♡」彼女が囁くように訊ねます
「そう これが本当の僕だよ」彼は彼女首筋キスを落としながら応えました
彼の手が彼女の背中に回り 服の下へと進んでいきます
秘密の泉の温かさはどうかな? 感じる?」
彼女は身を委ねながら「温かくて安心できるでしょ♡」と答えました
二人の指がお互いを探るように動き始め 部屋に微かな水音が響き始めます
「これは夢よりもずっと深い♡」彼女が息を弾ませて告げると 彼は微笑んで
「夢なんかより 現実のほうが何倍もいいだろう?」と耳元で囁きました
その夜 二人の想像を遥かに超える時間怪しげな水音が響いた・・・

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