他所の妻1-17／柔らかい舌

「ひかるさんって、潮吹きだったんだ」
「ご免なさい。こんなに掛けてしまって」
「良いのよ、そんな事。でもシャワーみたい」
「ご免なさい」
「良いってば」


「さあ、今度は貴女の番」
「してくれるの？」
「当たり前でしょう。したいの」

「ああ羨ましい」
と言いながら乳房を舐める
右手の指は埋まり、一番感じる入り口のすぐ上を攻める
乳首を舌で弾くと「あん、あん」と声が漏れる
何て可愛い喘ぎなんだろう、とひかるは思った
こんなのを聞かさせる男はすぐにイッてしまうわ、とも思う

下にたどり着くと、クリトリスに集中した
私より小粒だと思うひかる
めっきり夫とのセックスは減っていた
月に一度有るかどうかになっていた
その分オナニーが増えてはいた
夫には内緒で、通販でバイブは何本も買っているし、それを週に２回は使う
だから大きくなった？
でもここ最近は京介さんと一杯してるのに
とひかるは考えた


そんな考えからふと我に帰ると、優子がイキかけていた
指の出し入れを速くして、舌も吸い方も強くする
「あん、もうあーん、逝きそう・・・逝っちゃうー」
ガクガクと体を震わせている優子を見て、私と全然違うと思った
私はこんな大きな動きをしている？
いいえしてないわ、とひかるは思う
男はこんなのを、きっと喜ぶんだ!


「あぁー、良かったー」
ギュッと抱きしめてくれているひかるの唇に、舌を這わす
その舌先を中に吸い入れた
何て柔らかいの、男と全く違うんだ
男はこんなに柔らかい舌を、何時も味わっているんだ
へーとひかるは感心した
それは優子も同じだった

「レズの経験があるの？」
と優子が聞く
「いいえ、一度も。優子さんは？」
「高校の時に少しだけ。同じクラブの２つ上の先輩。１年の時」
「ふーん、ハマら無かったんだ」
「ええ、その先輩が卒業してからは全然」
「２年の時に男が出来たからね？」
「正解」