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他所の妻1-14/目が離れない

2009年03月04日 00:26

他所の妻1-14/目が離れない

ひかるが腿のマシンで、脚を閉じたり開いていた時だった
一人の男がすぐ前のアームのマシンに座った
そのスペースは部屋の一番右端の奥にある
左奥のランニングやサイクルのマシンは窓に向き、背を向けている
月曜日の11時という時間の今、そのスペースにはひかると優子、それにその男だけだった
今日は京介が来れないと、連絡が入っていた

「前に座ってじっと見るのよ」
あそこを?」
「ええ」
「どう感じた?」
「・・・・・」


話しながらシャワーの前まで来ていた二人
他には誰も居ない
スパッツ穿いてないひかるのレオタードの中に、手を差し入れる優子
「あっ!!」と言った時にはもうじかに触られていた

「こんなに濡らして、厭らしいひかるさん」
「だって彼、前のアームのマシンで」
「ええ、すぐにあそこ大きくしていたのが見えた」
「初めは普通だったの。そのうち少しずつ大きくなって行くじゃない」
「私は横だったから、そこまでは分からなかったなー」
「とうとうスパッツの前がパンパン。脚を広げて、お尻を突き出すのよ」
「ひかるさんに見て欲しくて、見せていたんだ」

見ているひかるもそう思った
そして、恥ずかしい筈なのに、ひかるも脚を広げて見せていた


座ると同時に男が見詰めるので、ひかるは立ち上がろうとした
すると男が目を見詰め、声を出さないで口を開く
「立たないで。お願い」
その男は真面目そうで、どこか惹かれるものがあった
その一途な真剣な眼差しに、座り直してしまう

「つづけて」
そう口を開く男
えっ、何を?と一瞬考えてしまうひかる
すぐにマシンを続けてと言っているのが分かった
閉じていた脚を開いて行くと男が頷く


そのひかるの言葉を聞くと優子が続けた
「暫くして、ひかるさんを見ながら扱き出して」
「そうなのよ。驚いたけど、目が離れなかった」
「ひかるさんも、すぐに触りたかったでしょう?」
「ええ。でも必死で我慢してたのよ」
「すぐに腿を擦り合わせていたじゃない」
「そうだった?」
「隠しても駄目」

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