他所の妻140／無理よ

ベッドに横たわる秀美はもう我慢出来ず、勃起を掴むと腰を浮かせて入れた
「あぁーいい」
夢中に下で腰を振っている秀美の体を木村は起こす
木村の腿に乗り、座って抱き合う形で、秀美は自分でスライドさせている
暫くそうしていると、木村が体を後ろに倒した
主人にはよく取らされていたこの型、秀美は一番好きだった
でもやはり恥ずかしく、二度目の相手なら尚更だ

「またこの勃起で往きたい」
その思いが勝ってしまい、そこまで来ている頂点に激しくスライドさせた
「あぁー、もういやー」
そう言う秀美の胸を下から強く掴むと、木村は突き上げた
「あぁー」
少し大きめな声が出て背を反らし、抱き付く体が震え出す


坂本はここ何年か無くなってはいたが、新婚当時から秀美をよく抱いた
コンビニを３軒経営する仕事柄、優子を初めパートの主婦とは何人も関係を持ってしまっている
坂本から誘う事はないのに、何故かそうなってしまうのが不思議でなら無い
不倫とは縁遠いと見える主婦ほど誘って来るのも不思議だった
誰とでも下ネタを平気でしてしまう坂本に、責任が有るのは明らかだった

３８歳で勤め出して２ヶ月目のパート従業員と、二人でお昼の休憩時間に話している時もそうだった
「私なんて何年も無いけど、旦那さんとはどれ位？」
「またー、あんなに綺麗な奥さんなのに？」
「もう４・５年は無いなー」
「へー、そうなんだ・・・私は月イチがいいとこかなー」
「それで満足出来る？」
「無理よ、そんなの」
「だったら、不倫かなんか？」


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