- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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打算-62/よし、出来た
2010年08月27日 00:03
梨佳は前夜に髪も、無駄毛の処理もしてしまい、シャワーを浴びて着替えるだけだった
化粧を入れても、1時間も掛からない
壁の時計を見ると、10時になろうとしている
地下鉄に乗れば30分で着くと考えながら、ビデとシャワーを使い、化粧を念入りに始めた
下着を着けると鏡の前に立ち、グルッと廻ってチェックする
「よし、出来た・・・・・大野さん、勝負よ!!」
そのロビーは広いにも拘らず、人で溢れていた
3月のこの季節はシーズンのピークで、世界中から旅行者が来ているのだろう
梨佳が何処だろうと探していると、後ろから肩に触れられた
振り向くと、笑顔の大野が立っている
「今日は有り難う」
「いいえ、とんでもありません。私こそお誘い頂いて、有り難うございます」
さあ行こうと軽く腰に手を宛て先導する
予約をしていたらしく、すぐ席に着いた
梨佳がスプリングコートに手を掛けると、サッと後ろに回り脱がせてくれた
袖から腕を外す時、首から背中、腰と尻を撫ぜられ、ビクンと身体が反応するのが分かった
「やはり梨佳さんのドレス、とてもよく似合っています」
「有り難うございます」
「この前は見えなかったですが、胸の谷間が素晴らしい」
「その谷間に挟んで欲しい」
「もう、またそんなこと・・・・・」
「ほら、あそこの男性客が見ています」
梨佳には既に分かっていた
「誰も見てなんか居ません」
椅子を引いてくれる時間が心なし長く感じ、上から胸を覗かれているのが分かる
梨佳の両肩に手を触れてから、大野は席に着いた
「今日はビールと冷酒にしませんか?」
「ええ、それで結構です」
出て来たビールの大きめなグラスを、コチンと当てて乾杯をする
「日本のビールもドイツに負けず美味しいですね」
「そう、負けていません」
次々に出て来る料理は、どれも美味しく綺麗で絵画の様だった
それに、一つ一つのお皿が素晴らしいと梨佳は思った
冷酒も美味しく、梨佳はもうかなり飲んでいる
「刺身を追加してもいいですか?」
「ええ、まだ頂けます」
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