- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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打算-40/貴方が守ってくれる
2010年08月02日 00:52
「辛かったな」
「しかし、その17年間は神様がユェミーに与えた試練だったのさ」
秀一の口から神と言う単語を聞いて、ユェミーが驚いた
「その17年を頑張ったからこそ、ご褒美を与えてくださった」
「そう、貴方に会わせてくださった」
「今は幸せか?」
「はい」
「楽しい?」
「はい」
「寂しくないか?」
「全然寂しくない」
「私が居るから?」
「そう」
「不安は無いのか?」
「貴方が守ってくれる」
そうだな・・・・・守ってやる
あと1時間で到着と言う時に、秀一が話し出した
「家族の家は、娘の大学の関係で京都にした」
ユェミーが直ぐに秀一の方を向いた
「わたしと同じ大学?」
「いや、そんなに成績は良くない」
「Kyoto University Of Education」
「教育大学?・・・国立じゃない」
実は昨年の秋、専務になっていた大野から大阪を任せると聞いていた
秀一は娘にこの大学を勧めたのだが、娘本人は筑波に早くから決めていた
だが暫くして、「京都に住めるならそこの方がいい」と言って来た
若い女性にとって、やはり京都は人気があるらしい
「わたし達はどこに住むの?」
秀一が住み易い街では無いのに、と京都の事を考えているとユェミーが聞いて来た
「わたし達はどこに住むの?」
「大阪の梅田と言う街にした」
「阪急ラインの始発の駅ね」
よく調べている、よく覚えている
主席での卒業は伊達じゃない
「駅に近いの?」
「10分ほどかな」
「車でね」
「ノー、歩いて」
「へー、近いんだ」
実は大野から配属を聞くと同時に、秀一は利殖として買って置いた
4LDKの立派な高層マンション
ユェミーの日本住まいとして渡す積りだった
これも秀一が株で儲けた一部
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このウラログへのコメント
株やってるなんて周りからも聞かないから…難しく考えてしまうなぁ…
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