- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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打算-41/下着にもEZ
2010年08月03日 00:38
ここまで二人の会話は全て日本語
5年間で目を瞑っていれば日本人としか思えない日本語になり、秀一の話す日本語より正しく綺麗だった
「日本語が上手くなったな」
「合格点を貰える?」
「ああ、満点を上げる」
「あー嬉しい。やっと100点を貴方から貰えた」
「パソコンは私より出来るじゃないか」
「二つとも、いいえ他の事も全て貴方に教えて貰った・・・・・特に株と為替」
「今のユェミーならトレーダーでやって行ける。数学も出来るからなー」
「食べていける位は何とか稼げる様に思う」
とんでもない
かなり儲けることは間違いなかった
出張以外では、京都と大阪が2対8になるだろう
ユェミーに友達が出来るまでは、たった一人
「そんな寂しい思いはさせない」と秀一は決めていた
この辺りにも秀一の優しさがあった
とは言っても女癖は悪く、ユェミーとの関係だけでも善人とは到底言えない
秀一は横浜の家を、東京本社で去年から働く息子に任せたが、秀一の息子だとは一部の人間を除いて誰も知らない
会長や大野、それに秀一と同じ東大の経済なのですんなりと決まった
「私と似ているので、すぐ女と同棲するな」
そう考えて安心していた
普通の親なら心配になるが、この辺りが秀一の変わった所なのだろう
「あいつが選ぶ女なら間違いは無い」
10日間はユェミーと一緒に居る積りで、秀一は実際の帰国を9日にして、その間に小物から家電製品まで二人で揃え様とも考えていた
成田に到着し東京まで行くだけで、ユェミーはその広さに驚いている
そして、寒い街とも言う
シンガポールが蒸し暑過ぎるんだ
ホテルにチェックインし、二人でシャワーを浴びると直ぐ銀座に連れて行けと言う
何故、銀座なのかが秀一には解らない
「渋谷や新宿、六本木ではないの?」
「もう、それらは古い街」
「おいおい、銀座こそ古過ぎるぞ」
「世界の有名なブティックが銀座に一番多い」
そう言うユェミーに一応は納得したが、また何時もの逆らいたくなる悪い癖
「シンガポールにも、殆どの有名ブティックがあったぞ」
「シンガポールと銀座は品物が違う」
「そうなのか?」
そんな事も知らないのと言いたげな、この馬鹿にした顔・・・頭に来る
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このウラログへのコメント
リアルに書かれてて実話みたいですね…どこまで実話なんでしょう?
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