デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

ミュンヘン最新情報?

2006年11月30日 10:28

ミュンヘン最新情報?

昨日のログを書いてから今まで、いろいろありました。話せば長くなりますが…話します。
男のおしゃべりはかっこ悪いそうですが、御用とお急ぎの方はさようなら。

昨日、会社に報告のメールを書き、ログもアップしたら急に安心したのか、眠くなりました。午後4時は日本時間でちょうど真夜中です。
ちょっとだけ、と思ってゴロンと横になり、ちゃんと午後6時に一旦目が覚めたのですが「昨日と同じ7時くらいに食事に行けばいいや。だって布団が恋しい」なんて思ったのが運のつき。
次に目が覚めたのは10時半でした。ミュンヘンと違って田舎町の10時半は、バー以外はどの店も閉まってます。後悔しつつも夕食抜きです。

そのおかげで?朝食が朝7時に始まるとすぐにいき(食堂は混んでました。こんな田舎町に誰が何の用があるのだろう??なんて思ってしまいました)、いつもより余計に食べました。
おいしかったホワイトアスパラは今日はありません>_<

そんなわけで、8時過ぎにはドイツ田舎町を出発することになりました。幸い、雨にも雪にも見舞われず(道中霧の深いところはありましたが)、無事ミュンヘンに着きました。
あ、昨日、この田舎町にはマクドナルドはありません、と書きましたが、私は天下のマクドナルドをなめていました。
市街にはありませんでしたが、アウトバーンインターへ行く途中にちゃんとドライブスルーつきマクドナルドがありました。
さすがです。本当に世界中どこにいってもあるのですね。

レンタカー時計は相変わらず夏時間(借りた時に「あれ?1時間進んでると思いました」)なのですが、それを忘れて、ホテル駐車場で「11時過ぎか。意外とかかったのね」と思って、受付へ行ったら「あれ?まだ10時過ぎ??」とびっくり。
今日はそんなに混んでないらしく、フロントで「早く着きすぎたから、車を置いて街にいってもいい?」ときたら「ちょっと待って」といわれて受付してくれてルームキー(カードタイプ)をくれました。
そこで、車から荷物(といっても小さなバッグ2つだけ。計測用の機械はおきっぱ)を運んできて、会社にミュンヘンに着いた旨のメールを出し、また、メールのチェックをしました。

それでもまだ時間は腐るほどあります。腐らせては申し訳ないので、街にでることにしました。
よく考えたらいくつかのお店で午前限定で白ソーセージを出していることを思い出しました。
ガイドブックに載ってるビアレストラン「ヴァイセス ブロイハウス」へ行くことにしました。「歩き方」によれば落ち着いて食事を楽しめる雰囲気、とのこと。また白ソーセージは12時までのメニューだそうな。

駅まで来て、市内1日乗車券を買おうと思ったら、何と2ヶ月前 4.5ユーロだったのが 4.8ユーロになっているではありませんか!
最初はボタンを間違ったのかと思って何度も確認しましたがダメ。3時間有効の市内券が 2.2ユーロなので、6時過ぎまでいるようなら1日券の方がお得です。それに時間を気にせず、歩き回るには 0.4ユーロくらい寄付したるか、という気になり諦めることにしました。
そういうわけで、少なくともミュンヘンの平日市内1日乗車券(お一人様)は現在 4.8ユーロでございます。

自販機なのですが、小銭が沢山あるのでそれを入れようとしましたが、はじかれます。よくわからないのですが、大きな金額のコインから順に入れないとまずそうです。
つまり、例えば最初 0.5ユーロ(50ユーロセント)のコインを入れたら、次に 1,2ユーロのコインは入れられないようなのです。
機械を変えて、大きい順にコインを入れたらすんなり通りました。機械の問題なのかもしれませんが謎です。

問題のレストランには 11:45 頃つきました。入ってびっくり。中はほとんど満席です。普通のビアハウスです。
年配の方が多いようです。今更後には引けないので、適当に空席らしいところをみつけ「ここ空いてる?」というドイツ語が思い出せなかったので、free はフライ(frei)だったよね、ということで、椅子を指して「フライ?」と聞いたら通じました。

この状態ではメニュー云々ではありません。注文はビールと白ソーセージと決めているのでメニューも見ずにそういったら、何か聞かれました。後で想像するにビールの量だと思われます。よその人のグラスを指して「あれでいい?」と聞かれました。
なんだかわかんないけど「ヤァ」と答えて無事すみました。

というわけで、ミュンヘン名物白ソーセージ画像を載せます。

12時過ぎにレストラン(というよりはビアハウス)を出て、歩いてドイツ博物館に向かいます。
ここは、男の子には最高でしょう。科学系の博物館です。「歩き方」には蒸気機関車自動車の展示があると書いてありますが、機関車部分は入れず。自動車は別館に移動したらしく(詳細不明)、歩き方に自動車の展示とある部分は子供の遊び場になっていました。
私は機関車自動車が見たかったので、ちょっと残念でした。これからドイツ博物館に行く方、ご注意ください。機関車部分は改装が終われば(だから来シーズンには)見られると思います。
展示としては、船と航空機がメインなのですが、航空機の展示はすごいです。それこそ、ライト兄弟から始まり、メッサーシュミット等等いろいろあります。
関連して凧の展示もあり、六角凧なんてのもありました。
また、旅客機の輪切り、なんても迫力がありました。リクツでは、客室の下にほぼ同じ大きさのギャレイや荷物室があるのはわかっていますが、実際にみると「うーん、客室って本当に上半分だけなのね」と実感します。

また、RPG や迷路なんかが好きな人には、炭鉱ジオラマというのが地下にあって、一本道ではあるのですが、とてもよく出来ています。そして非常に長いのです。だから、途中で「まだ終わらないのかしら、ドキドキ」としながら進むのがなんとも RPG っぽくて楽しかったです。
ジオラマ自体も作り物であるのはわかるものの「雰囲気でてる」といった感じで、とてもよかったです。
お化け屋敷とはちょっと違いますが、このジオラマ体験はお勧めです。これだけでも十分来る価値はあります。特に最初は「本当に終わるんだろうか??」と不安になるくらい長く感じるはずです。

次にレジデンツへ行きました。これは要するに昔の宮殿です。さすが、王のお家だけあって、贅沢です。ここにもオーディオツアーがあります。今回は頼みませんでしたが、英語版はあるけど日本語版はないでしょう。
でも、中の素晴らしさはとてもよくわかります。いろいろ解説してもらってもいいですが、とにかく贅沢の一言です。最初の肖像画がならんだ通路から圧倒されます。
戦災や火事など何度か災難に見舞われていて、当時のままでない部分もあるそうですが、素晴らしいです。
ガイドブックにのっているアンティクヴァリウムという部屋というかホールというか廊下というかその部分は見ものです。ここがハイライトなので、最後になるように順路が組まれています。
私が行ったのは2時半ごろでしたから、歩き方によれば 13:30 を境にコースが変わる、とのこと。メインの部分は変わらないでしょうが、まだ見てないところがあるのかと思うとワクワクします。

さて、まだ時間は3時半ごろです。前回のログで「ノイエ ピナコテーク」と書いていたのは「ピナコテーク モダン」の間違いだったと気づきました。
ノイエ近世の作品を集めたものだそうで、ちょうど今日水曜は夜8時までやっています。
予定では、レジデンツを出るのが5時ごろのつもりだったのですが、まだ夕飯には早いしお腹もすいていません。

田舎町のスーパーで見たアスパラの瓶詰めでも見ることにしました。マリエプラッツの駅までの途中にダルマイヤーがあります。
入ってみたのですが、さすがダルマイヤー日本語が聞こえます。でも、一角にはクリスマスコーナーがあって、それらしいかわいいデコレーションをした「いかにもクリスマスお菓子」というものを売っていました。
でもアスパラの瓶詰めは見当たらなかったので、日曜に画像をとったデパート(カウフホーフ; Kaufhof)に行きました。
ここのデパチカもみたのですが、見当たりません。広いので探し方が悪いのでしょう。喉が渇いたので水だけ買いました。
そうそう、このレジの前の人、すごいです。1,2セントを紙に包んだものを差し出して店員に必要な金額だけ取らせています。
さすがに他のドイツ人もあきれてました。日本では同じ硬貨を16枚以上?だっけ?の受け取りは拒否できるそうですが、きっとこの人はあちこちでやっているのでしょう。いい大人がみっともないと思いました。

せっかく1日券を買ったので、カールプラッツから市電ピナコテークまで行くこととしました。
カールプラッツは、市街の中心マリエプラッツから1駅で歩いても行けますが、デパ地下が駅に直結してたので地下鉄に乗ることにします。
カールプラッツに着いたらやっぱりカウフホーフがあって、デパチカが駅に繋がっていたので、ふらふらと入ってしまいました。
そしたらアスパラの瓶詰めがありました。でも、ショボイです。細いです。「アスパラの瓶詰めは日本に持ち帰っていいのかな??」と悩みましたが、荷物の中に紛れさせてしまえ、と決断して買ってしまいました。

市電に乗るべく地上に上がり、待つこと数分。トラムが来ました。これで3駅目がピナコテークです。車内に次の駅の表示もでるので安心です。
混んでて立ってたのですが、カールス広場のそばを通るとき、とても綺麗なクリスマスの飾りつけがありました。帰りはぜひ写真に撮ろうと思いました。

さて、ノイエピナコテークに着きました。「歩き方」によれば入館料5ユーロですが、なぜか2ユーロです。「??」と思いましたが、その理由はすぐわかりました。奥の方の部屋を改装していて、半分くらい入れないのです。
ここでもオーディオツアー(アルテ・ピナコテークと同じシステム)がありましたが、近世のは見れば大体分かりますから技術的興味はあまりないので、これもパスしました。

改装中とはいえ、ゴッホの「ひまわり」は拝めましたし、マネ、モネセザンヌルノアールドラクロアなど有名どころは見られます。ゴーギャンは覚えてません^^;

個人的にはモネのタッチが好きです。ゴッホも悪くはありませんが、作者を隠されて示されたらあまり気に入らないかもしれません。でも何かひきつけるものがあります。だって「お、この作品の作者は誰だろう?」と思ったらゴッホ、とあったのですから。
なんだかんだいっても名のある画家の作品は輝いています。
ルノアールは「いかにも」という感じの絵が展示されていました。
私が知らない有名な?画家の絵もあったと思います。「お」というような作品がいくつかありました。近世なのに宗教画っぽいものをかく人もいたりして楽しかったです。

今度は改装中でない時に行ってみたいと思います(って、当分チャンスはありませんが)。

なので、見学は思ったより早く済んでしまいました。仕方ないので?さっきのカールプラッツに戻って写真をとることにします。
市電で戻ったら、あたりが暗くなって電飾がきれいです。
さっそくそのあたりへいったら、特設スケートリンクが出来ています。

ごみのなかから電飾を撮影するのは大変だな、と思っていると特設の橋が出来てます。この上にあがればよく見えそうです。
で、その橋の下屋台がでてます。インビスみたいな食べ物と、その隣になんと、グリューワイン屋台が営業しているではないですか!
グリューワインは、クリスマスマーケットに欠かせない飲物です。さっそくカップで買うことにしました。中身が3ユーロ、カップのデポジットが3ユーロで合わせて6ユーロ
「3ユーロいらないから、このカップもらってもいいの?」と聞いたら「新しいのがあるけどそれにする?」と(もちろん英語で)いってくれました。
別に使うわけでも、他人にプレゼントするわけでもないので「ありがとう、でももう注いでもらったからこれでいいわ」と貰ってきました。
グリューワインは暖かいワインです。クリスマスマーケットの寒いシーズンにこれを飲んだら本当に温まるだろうな、という気がします。
そして飲みやすいです。どちらかという甘口です。カップ1杯なんてあっという間になくなります(普通のワインじゃこうはいきません)。
クリスマスマーケットは諦めていたので、グリューワインが飲めて幸せです♪

この後、web で仕入れた winterhamlet が中央駅でやってるというので、行って見ましたが、わかりません。屋台がちょっと出てたので、あれのことだったのかもしれません。
がっかりしましたが、駅の飾りつけはクリスマスぽくなってましたし、なによりもうグリューワインを飲んだ後ですから、なんでも許せる状態です☆

昨夜からろくなものを食べてませんが、5時半にもなってもお腹が空きません。
でも、もうこれ以上歩き回るのは疲れたので、マリエン広場に戻って適当レストランに入り(なぜか混んでる。ビアレストラン系のようで案内が来ないので挨拶だけして勝手に席に着きました)、ビールソーセージ盛り合わせで夕食にしました。
ソーセージ自体は普通ですが、マッシュポテトがめちゃめちゃ美味しいです。で、相変わらず野菜はザワークラウトだけ。

それでホテルに戻ってきて安心して、アルコールの酔いも若干手伝って何もする気になれずベッドにバタン。目が覚めたら夜中。
そろそろ日本時間に戻そうかな、と思ってログを書き始めたら1時間くらい潰れました^^;

ね、この24時間いろいろあったでしょ?

これから半年くらいの間にミュンヘン行かれる方への注意をまとめると、次の3点。
1.市内1日乗車券は値上がりしたらしい(一人だと4.8ユーロ)。
2.ドイツ博物館では機関車自動車は見られない。自動車は移ったと思われる。
3.ノイエピナコテークは半分くらい見られない代わりに入場料は5ユーロのところが2ユーロ(日曜がいくらかは知りません;通常1ユーロ

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました_o_

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

みんきー

  • メールを送信する

みんきーさんの最近のデジログ

<2006年11月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30