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岩盤浴室内の空調システムが唸りを上げている

2025年12月13日 00:54

岩盤浴室内の空調システムが唸りを上げている

二人を覆うタオルケットの中は サウナ以上に蒸れ 
湿った肌が吸い付き合う「見える?♡」「大丈夫・・・ほら 通路の死角だし・・・」

彼がこっそり指差す先は厚い石壁と低いパーテーションが重なり合う陰影
確かに通路からは見えないだろう だが・・・

「でも・・・声が・・・」彼女の警告は届かない 既に彼女の理性の糸は
切れかかっていた 湯上がりの肌は蒸気で光沢を帯び 呼吸が荒くなる

「だって・・・ずっと・・・我慢してたんだからぁ」蕩けそうな声と共に
彼の指が大胆に動く タオルケット内部でくぐもった水音が生まれ

周囲のヒーリングミュージックに紛れていく「んっ・・・ダメぇ・・・♡」
声を押し殺す努力も虚しく 甘い吐息が漏れ続ける

汗ばんだ首筋に吸い付く唇 岩盤浴塩素と彼の汗がマリアージュしている

ここまで読んでいただきありがとうございます

岩盤浴室の人工的な薄闇の中 
二人を包むタオルケットが密室となり 外部のヒーリング音楽も
蒸気の濁りも 全てが遠のいていく 彼女の指が彼の胸板を
ゆっくりとなぞる 湯上がりの肌は 塩分と油分で僅かに滑り 
指紋が刻まれるようだ「ここ・・・すごく速いね♡」鼓動が掌を通して伝わる
彼の指が応えるように彼女首筋を辿り 耳裏をくすぐる「君こそ」
汗と石鹸の匂いが混ざり合い 狭い空間を満たす
外では他の客が交代で行き交う足音が聞こえるが
この領域は二人専用の禁域となっていた 
彼女の脚が彼の腰に絡みつく 湿った肌と肌の間で摩擦係数が下がる
「もう・・・戻れないかも♡」囁きは蒸気に溶けていく
岩盤浴の熱が二人を優しく包む

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