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彼女の腕が首筋に絡みつき 吐息が耳朶を撫でる

2025年12月07日 00:40

彼女の腕が首筋に絡みつき 吐息が耳朶を撫でる

香水と汗が混ざった匂いが鼻腔を満たす
ファミリーレストランに席を移すも ラブラブな会話が弾む

「ねえ見て・・・ソースついてるよ♡」彼女ナプキンを手に伸ばす 
テーブルの向こう側で身を乗り出すと ワンピースの襟ぐりから覗く鎖骨の影が揺れる

「取ってくれないなら自分で取るよ」わざと口角を上げたまま動かない
「もぅ・・・♡」照れたように呟きながら ナプキンを持った指先が唇の端に触れる瞬間

予想外に冷たく湿った感触に思わず肩を震わせる
「ごめん・・・びっくりした?」「・・・それだけ?♡」と返すと

今度は反対側の頬に彼女の掌が当てられ じっと目を見つめられたまま
「ちゃんと拭かなきゃ・・・汚いでしょ?♡」と耳打ちされる

周囲の子供連れ客の騒がしい声に混ざって グラスの氷がカラリと崩れる音が妙に生々しく響く
煮え切らない彼の態度を気にしながらも 彼女笑顔で対応する もう12月

イルミネーションが綺麗な夜のデート「二人きりになれる静かな所に行きましょう♡」
「いいの?」「いつまで待たせるつもりですか?♡」ネオンが眩しいホテル

イルミネーションに照らされた街路樹幻想的な影を落とす中 
彼女が彼のコートの袖をそっと引く「ねえ・・・寒いの苦手なの知ってるでしょ?♡」

彼が返答に詰まるのを見て 彼女が小さく首を傾げる
「こんなに綺麗なのに・・・一緒に見てくれないの?」

街の喧騒に紛れて聞こえてきたのは彼女の本音かもしれない
「じゃあ・・・どこか暖かいところに行こう」覚悟を決めたような声色で彼が提案すると

「ありがとう♡」嬉しそうに微笑む彼女の瞳がイルミネーションより輝いている気がした
行き交う人々の視線を感じる交差点タクシーを捕まえ 二人は無言で乗り込んだ

車窓に映る街並みが徐々に華美になっていくにつれ 彼女の手が彼の太腿の上で
僅かに震えているのが分かった 運転手の目を盗んで指を絡ませ合いながら・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

部屋に入りドアを閉めると 彼女は抱きつき キスをした 彼も彼女の腰から
お腹へ手を這わせ 愛撫する 重厚な扉の鍵がカチリと閉まる音と同時に 
彼女の唇が彼の首筋を這う「もう・・・我慢できないよ・・・♡」
甘い吐息と共に漏れる言葉が鼓膜を痺れさせる 壁際に追い込まれるように
立ったまま ワンピースの裾を捲り上げられると 黒いストッキング越しに
彼女の肌が微かに震えるのが見える「ベッドの方が・・・いい?♡」
その問いかけに返事代わりに彼女の腰を強く抱き寄せ 耳朶を噛みながら
「ここでいいだろ」と囁けば「やぁっ・・・♡」と背筋をしならせて応える 
窓から漏れる月明かりだけが二人のシルエットを浮かび上がらせていた
バスルームに逃げ込むように入った彼女シャワーハンドルを捻る 湯気の中で白い肌が
浮かぶ様子に思わず喉仏が上下する「ちょっと・・・まだ洗ってないじゃないか!」
慌てて追いかけてくる彼の声に振り返ると そこには既に何も纏っていない彼の姿があった
「だって・・・早く入りたいんだもん♡」泡立てネットで作った大量の泡を
胸元に集めながら悪戯っぽく笑う彼女「それじゃ俺も仲間に入れてもらおうかな」
そう言って後ろから抱きしめると わざと泡を胸の谷間に滑り込ませる
「ひゃっ・・・!♡」驚いた拍子に背中を預けてくるのが愛おしい
シャワーヘッドを奪われ首筋をぬるいお湯で流されながら「今日は特別に・・・」と囁かれれば
既に火照り始めた互いの肌が触れ合って湯気が立ち上る

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