妻の不倫時に人妻と雪見酒？それとも…雪見セックス？？（その５）

（その４より）妻の琴美（仮名）が、人妻であり、僕と不倫関係をもつみゆき（仮名）と、琴美の出張期間について、口裏を合わせなかった理由について、みゆきは

「まさか、琴美は、あたし（みゆき）とあなた（僕）との関係を全く疑っていないことは考えられないわ」

と言い、更に

「逆に、あたしとあなたが何らかの関係を持っていることを薄々感じているからこそ、琴美の不倫関係のことで、あたしには相談とか依頼とかできなかったんじゃない？」

と続けた。

僕は、今までみゆきから聞いた、一連の考えが事実なら、かなりショックを受けるに違いないと、強く感じた…

“琴美と不倫関係をもつ男…”

とのイメージが、僕の頭を過り、なかなか離れようとしなかった…

…僕は、本当なら止めておくべきだろうけれども…

自分の事を棚にあげて、琴美への対抗意識が芽生えてしまい、また、それを抑えきれなくなり…

みゆきに、思わず

「会いたい！」

と、密会を迫ったのであった。

…それに対し、みゆきの方も、事情があったようで…

どうも、殆ど出張業務のないみゆきの夫が、偶偶、琴美とほぼ同じ期間に、出張で不在で、また、その出張期間が少し長いことから、みゆきも、夫の出張を少し疑いの目で見ていたのであった…（その６へ続く）