妻の不倫時に人妻と雪見酒？それとも…雪見セックス？？（その３）

（その２より）妻の琴美（仮名）の出張スケジュールに関する、琴美の説明と、実際とに食い違いがあるという情報が、みゆきから得られ、僕は、目の前に難問を突きつけられた生徒のように、難しい顔を作らざるを得なかった…

僕は、決してみゆき（仮名）を信用していないわけではなく、いや、これまでみゆきとは、何度か不倫関係を重ねたこともあり、かえってみゆきを信用していた…

しかし、ひょっとすると琴美は、万一僕が、みゆきに琴美の出張について尋ねてきた時に、予め根回しをして、みゆきに琴美と同じことを答えるよう、口車を合わせるよう、依頼していたかもしれなかった…

だが、結果的にみゆきの話は、琴美のとは食い違っていた…

…琴美は、僕がみゆきには尋ねないだろうと端から思っていたのか？

或いは、僕がみゆきに、自分の出張の事を尋ねるなど、全く想定していなかったのか？

それとも、本当に、別の用事があるのか…？

…これに対する、みゆきの考えは

「その出張にかこつけて、恐らく…まだ正体が掴めていないが、琴美の不倫相手の男と会うのではないの？」

と、ズバリと言った。

その理由を、みゆきはゆっくりと話始めた…（その４へ続く）