- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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打算-28/掃除と洗濯
2010年07月21日 00:44
秀一が仕事を終え、部下の一人と行きつけのカラオケ屋に行くと、確かに初めて見る若い女三人が席に着いた
片言の日本語で挨拶をする
何曲か唄い、かなり飲んだ所で部下の男が耳打ちする
「次長はどの娘がいいですか?」
「君が先に選んでいいよ」
「では、お先に」
その中の一人を気に入った様子で、立ち上がると二人で奥に消えた
残された女二人は気が気ではない
一人があぶれてしまい、プライドも傷つく
「二人一緒でいいかな?」
そう英語で聞くと二人は顔を合わせ、年長らしい子がイエスと答えた
朝まで平気かと聞くと、二人が嬉しそうに微笑む
ママを呼び、連れ出す交渉をして三人で店を出た
長く並んだ先頭のタクシーに乗ると、行き先を告げた
目的のマンションの玄関に着くと、女二人が上を見上げている
店のママから私の話を聞いたのか、そんなに怖がらず二人が玄関を入って来た
24時間、警備員が数人見廻っている
このマンションはかなり高級で、その辺りのホテルより遥かに豪華だ
その所為か二人は周りを見続けていた
18階の自宅にしている部屋に入ると、女二人はどうしていいのか分からず、ただ立ち竦んでいる
お腹が空いているかと訊ねると、少しと答える
ジュースとペプシとビールを出し、ピザのLを3枚注文する
それを待つ間、チーズやソーセージ、果物にサラダやクロワッサンをテーブルに並べた
「好きなものを食べていいよ。遠慮しなくていいから」
そう言っても二人とも手を出さない
仕方なく聞く事にした
一人はジュースでもう一人はペプシ
小皿に食べ物を取り分け、ホークを添えてそれぞれの前に置く
二人は顔を見合わせると、やっと食べ始めた
「冷蔵庫のものは、勝手に食べていい・・・遠慮はするな」
「交代で週に2度ずつ、掃除と洗濯に来てくれないか?」
「料理も作ってくれれば嬉しい」
「昼間に来て夕方から店に出ればいい」
「一月200ドルずつでどう?」
また顔を見合わせ、すぐ二人同時にイエスと答えた
日本円で13000円、月8回として一日数時間で1500円ちょっと
店の手取りより遥かにいい筈だった
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このウラログへのコメント
家政婦さんを探してたのね秀一さんも優しそうで良いな
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