「発展途上」都市

昨日、気候は正常、と書きましたが、15日は暑かったです。朝晩は涼しいのですが、昼間10時過ぎから3時過ぎても直射日光の下にはいられないくらい暑かったです。
日本が冬で寒い、なんて想像できません >_<
仕事の方は順調でこわいくらいです。来週月曜の夜上司がやってくるのですが、その時ちゃんと動いてくれることを期待するのみです。

昨日のログにも書きましたが、ここカンボジアのシェムリアップは、日進月歩の状態です。
15日は昼間買物にでました。といっても、11時から3時までは暑さのため計測が中断するので、その間、軍手を買いに行こう（日本から持ってきたのにもうなくなってしまった）となり、プサー・チャー（oldmarket)に行くというので便乗させてもらいました。

で行ってびっくり。大体は変わってないのですが、一部店が変わってます。また、「歩き方」に書いてある屋台の食堂が小奇麗になっていてびっくり。前はもう少し汚かったような。

それでも軍手を買った後若干の時間があったので、サンダルとザックを買いました。サンダルはごく普通の（便所サンダルよりはいいもの）ですが4ドルもしました（最初6ドルといってきました）。高すぎです。
ザックは northface の小さいものですが、これも 12ドルしました。最初14ドルと言ってきたので、10ドルにしろ、といったあげく、最終的には12ドルになりました。私は関東人なので値切りは下手です。でもこうした交渉は楽しいです。とりあえず言ってみるとまけてくれる*ことも*あります。

夜は、Pissa Itariano というイタリア料理のお店に行きました。この時もびっくりしました。「歩き方」によれば、Barstreet という名前の通りなのですが、なんと「歩行者天国」になっていました。車が入れません>_<
そして、目的の店はそのホコテンの通りにあります。去年まではこの通りは車で走れました。でもいまや車は通行止めです。夜だけかもしれません。その通りの様子が今日の画像です。
イタメシ屋はメニューにはトラットリアとあるのですが、前菜を除けばどうみてもパスタとピザしかなく、どうみても Pizzeria です。でも、メニューに面白いことがかいてありました。なぜ、Pissa Italiano なのか？ Pizza ではないのです。Pissa はカンボジア語で「食べる」の謙譲語だそうです。だから日本語では「いただく」となるのでしょうか。これと pizza をかけているわけですね。

パスタとピザはまあまあです。ピザ生地は薄いパリパリのを使っています。竈で焼いてるそうですが、そんなにめちゃめちゃうまいわけではありません。
以前書きましたが、私の中ではピザの一番はナポリで食べた名前のしらない（でも場所はわかる）Pizzeria で、2番目はパナマで食べた「ナポリ」という店のピザです。今回のカンボジアのピザはこれらと比べると大分落ちます。
でも、ドミノピザやピザーラなんかよりはずっとおいしいです。
また、デザートにもアップルタルトやティラミスなどがあります。昔6月のイタリアはパルマでデザートにティラミスを頼もうとしたら「この時期は腐りやすいティラミスはやってないんだ」といわれてがっかりしたことがありますが、その伝でいけば、カンボジアでティラミスなんて言語道断だと思うのですが、一緒に食事に行った人が頼んだらちゃんと出てきました。
私はアップルタルトを頼んで、これはとても美味しかったです。ティラミスなんかは本場にかなわないでしょうから、アップルタルトでもいかがでしょうか。パイ生地の上に焼きリンゴのスライスが乗っています。ボリュームもそれなりにありますが、おいしいので、さくさくいただけます。
ガイドブックによれば、もう１軒高級なイタメシ屋があるのですが、沢山飲み食いするにはここの方がいいと思います。

そんなこんなで、街の変化を実感した一日でした。みるみる発展していく様子を眺めるのは面白いものです。

なお、１６日は土曜ですが「海外出張で土日休みなんて贅沢だ」というわけで、土曜は通常通りのお仕事です。さすがに日曜は休みです。
ちなみに、カンボジアでもオフィスは週休２日が普通です（食べ物屋やマーケットのお店は無休が多いですが）。
また、オフィスによっては朝が早い代わりに、３時くらいにあがってしまうということもあり、なかなか難しいです。マーケットも、食べ物屋や食料品屋は朝早くからお店を開きます。
でも、魚屋みたいなのは午前中で売り切れて午後は場所が虚しく残ってたりします。逆に屋台の飯屋みたいなのは夜７時くらいまでやってたりします。
ま、普通の観光客は、夜「アプサラ踊り」をやっているレストラン（大抵ビュッフェ方式）に行きます。こういうところは着席するだけで、踊りの見物料として６ドル位とられます。
店によっては、踊りのあと、ダンサーと一緒に写真をとらせてくれるところもあります。
一度は見てもいいですが、何度もみるものじゃありませんね。でもアプサラ踊りを教える学校もあるようです。

ここまで読んでくださってありがとうございました☆