- 名前
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- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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平和な月曜
2006年12月05日 00:18
4日は平和な月曜でした。普通は出張明けというと書類や仕事がたまっているのですが、今回はドイツで頑張ってメールを読み書きしたおかげで大したことなし。
でも、明日から3日間は、超忙しいのでつかの間の骨休みかも。カルネの返却を通勤途中に行うには月曜か金曜しかチャンスがないので、月曜に行ってきてしまいました。
次の日曜からカンボジア送りですが、一人だけ先発で行った人から「送った機材がまだつかないんだけど」とメールが入っていて笑いました。
うらやましい限りです。通関に手間取っていて機材が着くのが火曜か水曜になりそうとのこと。先発の人は計測できずに、代わりにメールをガシガシ送って仕事してます。
メールならどこの国にいても出来ますからね。おまけにカンボジアとの時差はわずかに2時間です。
もっとも、その人は凝り性なので、ここで時間が空いた分、日曜も計測するかもしれません。
カンボジアも面白い話はいろいろあるのですが、来週から行くので、それまでとっておきます^^;
***
ミラノの次はトリノです。行ったのは2000年でオリンピックの前です。
大きな会議があって行ったのですが、これがホテルがとれない。
市街にある大きなホテルは大体埋まり、小さいのは沢山ありそうですが、日本から予約がとれない。
多分、イタリア語ペラペラで電話で予約すればできたのかもしれませんが、私はその時初めてヨーロッパに行くことになったので、初めからそんなのは問題外。
結局会議の事務局を通して1ヶ月前にリクエストして、返事が来たのが2週間前。市街の地図をみてもどこだかわからなくてドキドキしたのを覚えてます。
ホテルのある場所はアウトストラーダのインターのそば。いわゆるモーテル(ラブホじゃありません)です。車がなくてはどうしようもありません。
なんたって、ホテルの2辺をアウトストラーダが走っていて、横断するのは不可能です。
前書いたと思いますが、その時は日程の関係で土曜の夜に着き、月曜の朝から会議だったので日曜1日空きました。
その時、ホテルの階段の窓からアルプスの山々が見えたのが素晴らしかったです。外に出て散歩して(歩いていける範囲にバス停がないことも確認)、遠くに望むアルプスをきれいだな、と思ったのを覚えています。
しかもそれが着いた翌日だったので、てっきり「毎日こんな景色が見えるんだ」と思い込みました。でも、その日が最初で最後になりました。金曜の朝出発だったのですが、二度とアルプスは拝めませんでした。
市街まではタクシーですが、当時リラやユーロが安かった(円高だった)ので、大したことはありません。市街の中心まで1,000円くらいです。もちろん、2-3km なんてオーダーじゃありませんでした。
帰りもタクシーですが、市街の中心の駅(ポルタ・ヌーボー駅)に行けばいくらでもタクシーはつかまります。そして、市街まで出られれば実は、会議のスポンサーから市電、バス乗り放題のチケットがもらえるので、移動は楽です。
会議は市街のはるか南、リンゴットという所であったのですが、しばしば抜け出していろんな博物館やショッピングに行きました。
ここも道は狭く、一通が多く、路駐の嵐。道路のセンターライン部分に思い思いの方向を向いて駐車しているのもあって、場合によったらポルタヌーボーの駅でレンタカーでも借りようか、と思っていた私は諦めました。
とにかく道が分かりにくいし、渋滞です。迷子になったら一人で帰れる自信がありません。あまりイタリアの市街でレンタカーを借りようとは思わない方がいいと思います。ローマでも駐車場難民になりました。
アメリカ人なんかはすぐ車を借りるクセがありますが、ヨーロッパの伝統ある都市ではやめたほうが無難です。
で、トリノには王宮があります(が、入りませんでした;王宮の前の広場は行きました)。駅からその王宮までの通りがメインストリートです。
オシャレなお店が沢山並んでます。ただ、気をつけないといけないのが、昼休みが長く、その代わり夜まで営業していることです。つまり、大体12時から16時が昼休みで、16時から20時くらいまで営業というのが普通のお店です。
だから、午後ちょっと抜け出して、なんてくるとどの店も大体閉まっていたりします。ショッピングを楽しもうという方はご注意ください。
高額なものを買うときは、TAX Refound のマークがお店にあるかどうかも確認してください。TAX Refound についてはガイドブックを参照してください(一種の免税です)。
トリノは車の街です。フェラーリやフィアット(ホントかな?)の本社があります。駅の売店ではフェラーリマークのワインも売っていました。
イタリアでお土産を買うなら絶対街中のスーパーがお勧めです。何でもそろってますし、値段もお手軽です。
ただ、パスタをお土産に買ってきたら「全部イタリア語でどうしたらいいか(何分茹でたらいいかも)わからない」という苦情も貰いましたので、奇をてらわず、無難なスパゲッティやマカロニを買うのが吉かも。
お土産にはできないですけど、細長いパンとかもスーパーで売ってます。チーズも専門店へ行くと量り売りするので、買うのに度胸と若干の会話力が必要ですが、スーパーなら切ったのを売っていますから簡単です。
私はスーパーで2万リラ(約千円)でバローロ(赤ワイン)を買いましたが、これでも十分おいしかったです。
不思議なことにこれが日本にくると何倍にもなるんですね。同じものでも駅や空港に行くと高くなったりします。
ナポリ近郊ではガス入りの水とガスなしの水の見分け方が難しい、と以前書きましたが、トリノというか、北の方では、容器が緑っぽいと大体ガス入り、青っぽいとガスなしだったような気がします。
モーレ・アントレリアーナという高い塔があるのですが、高い塔なのになかなか通りから見えません。ほんとに塔が見られる場所は限られています。
でも、ここに登ると眺めは抜群です。道路から見えないということは塔からも道路がほとんど見えないというわけで、市街が一望です。晴れていれば当然アルプスまで見渡せることでしょう。
私が行った時は残念ながら視界が悪く、遠方はガスっていました。でも、素晴らしい眺めです。
ちなみに、ここに登って帰るときにタクシーの運ちゃんに「モーレ(Mole) …に行ってよかったよ」といったつもりでしたが、l の発音が出来ずに r と思われてしまい、通じませんでした ^^;
運ちゃんが「More じゃなくて Mole だ」と教えてくれても悲しいかな区別できません >_<
会議会場のそばにあった自動車博物館は、面白かったですが、よほどの車好き以外は、わざわざ行くほどのこともないかな、という印象でした。
トリノはミラノよりはずっと規模の小さな街で、見所が駅周辺に固まってますので、1日あれば雰囲気に浸れます。日曜だと川の近くの広場に市がでたりして、楽しいです。
お勧めできる街のひとつです。
***
今日の画像は再びロンドンに戻りましょう。
今日の画像はロンドン橋です。え?ロンドン橋はこういう橋じゃないだろうって?実は、私も暫らく前まではそう思っていました。私達が想像するいわゆる開閉橋は、タワーブリッジというのが正式名称です。
それとは別にロンドン橋という名前の橋があるのです。それはこんななんの変哲もない橋で、とても落ちるとは思えません。歌にある London Bridge はこのロンドン橋のことではなく、London にある有名な Bridge という意味なのかもしれません。それにしても罪作りな名前です。
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