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ら抜き言葉

2006年12月07日 09:35

ら抜き言葉

今日7日も6時起き。なので、6日は早めに寝たので、こんな時間に仕事の「自主休憩」しながらログ更新。
6日夜のスポーツニュースで、元横浜斉藤隆投手が来シーズンもドジャースプレイする、というのがありました。
私は NHK とテレ朝の双方でこのニュースを見たのですが、面白かったのはどちらの番組でも、斉藤投手の音声にかぶせて字幕がでていました。そして、明らかに斉藤投手は「(ドジャースユニフォームを)着れて」といっているのに、字幕にはどちらも「着られて」とかいてありました。
字幕には、こんな効果もあるのね、とは思いましたが、同時に、斉藤投手ら抜き言葉を咎めているようでもあり、難しいな、と思いました。

もう10年以上昔になりますが、まだ生意気だった私は、上司が画面を覗き込みながら口述するのをタイプしていた時、上司が「そうきゅうに」と言ったのをわざわざ「さっきゅうに」として変換したことがあります。
その時は何とも思わなかったですが、後で上司は気を悪くしたかも、と思いました。そうきゅうで出なかったらどうしよう、と咄嗟に思ったのですが、ここは知らん顔してそうきゅうで変換するべきでした。なお、いまでは大抵の変換ソフトはそうきゅうで早急がでてきます(送球も候補にでますが)。

昨日、今日と会社に8時に来い、という指令なので、時差が1時間から1時間半の生活です。夕方来週のカンボジア出張の打ち合わせを軽くして、今回はベテランばかりなので、これが予想より早く終わったので、床屋に行くチャンスとばかり、7時半ごろ会社を出ました。床屋によって帰宅したら10時ちょっと前。今回は珍しく?床屋でちょっと待たされました。
カンボジア用に思い切り短くしたので、今日、明日とこの頭で風邪を引かないようにしないと。

***

今日はパルマの話です。ご存知のように、イタリアパルマ中田選手が在籍していたことで有名です。
このパルマで会議に出かけたのは2年半前でした。パルマには国際空港がないので、日本から行くにはミラノまで飛んでそこから列車で行くのが簡単です。
ミラノの所で述べたように、空港からのバスは中央駅に着きますから、そのまま列車に乗ればOKです。
ただ、日本発のヨーロッパ便ですと、ヨーロッパ各都市に着くのは直行便でない限り夕方から夜になります。私はパルマは初めてだったので夜移動して大きな荷物を抱えてホテルの場所を探すのはイヤだったので、ミラノに前泊することにしました。
そういうわけで、ミラノで1日余裕ができ、ちょっとした観光ができたのでした。

で、パルマに移動です。次の列車は普通(というか日本流に言えば快速)ですが、その後の急行よりは早く着きます。安くて先に着くならラッキーとばかり、それに乗りました。
ところが、です。途中で、ご機嫌を損ねて?動かなくなってしまいました。以前書いたかもしれませんが、日本だと複線で下り列車が止まれば上りは運転できますが、下りはその列車を追い越すことができず、ストップしてしまいます。
でもヨーロッパは違います。複線であっても臨機応変に「単線2本」にできます。だから、ミラノ中央駅を同時に同方向の列車が出発する(一方が普通でもう一方が特急)、なんて光景もみられます。
そういうわけで、止まってしまった私の列車の脇を「上下方向とも」列車ガンガン走っていきます。当然、後から出た急行も追い抜いていったことでしょう。
止まってしまった列車にはなにやらイタリア語で案内がありましたが、乗客の反応は「ブー」みたいな感じでしたから、出発見込み立たず、ということだったのでしょう。

それでも、何をどうしたのか知りませんが、1時間半くらいの停車の後動き出しました。結局ミラノパルマの間に3時間くらいかかりました。

パルマは、パルミジャンチーズ生ハムで有名です。中身のつまった巨大桶みたいなパルミジャーノ・レッジャーノは自宅で使ったら一生使えそうです。
生ハムは残念ながら日本には輸入禁止です。欧州からの肉類はすべて輸入禁止ですので(そうと知らずに密輸している人もいるでしょうが)ご注意ください。
ソーセージもアウトで、ミュンヘンでは白ソーセージの缶詰とそれにつける甘いマスタードを売っているのですが、マスタードはともかく、ソーセージは禁制品ですのでご注意ください。
だから、「理論的には」日本人が白ソーセージを味わうにはEU圏に行くしかありません。

パルマの話でした。パルマは小さな街です。大きなサッカー場、町の隅に立派な野球場があります。街の中心部にいろいろな見所が固まっています。
典型的イタリアの都市で、市街の道は狭く、一通が多いです。路上駐車は意外と少ないです。多分、駐車場が十分あるのでしょう。
ただし、交通機関がバスしかないので、観光案内所で目的地と行き方を聞くといいでしょう。ここは英語が通じます。
ちなみに、駅では英語が通じませんでした。また、街中の多くのレストランファストフードのお店でもそうです。
ファストフードピザ屋では、お客さんイタリア人の人に(英語に)通訳してもらって買物できました。一人で行くと、人の親切が身にしみます^^;

市街の中心部にあった博物館はまあまあです。一見の価値はあります。チケット売り場は階段を上った所にあります;悩んでいたら、その辺のガードマンみたいな人が上だよ、とイタリア語で(正確にはなんといったか知りませんがジェスチャーで)教えてくれました。
ここは人間ツアーはつきませんでした^^;

市街の教会や周りの建物もけっこう中世というか、いかにもヨーロッパの街という感じで楽しかったです。一方、郊外に行くと高速道路(アウトストラーダ)や片側2車線の広い道路があります。郊外にあるスーパーはさすがに駐車場をちゃんと備えています。
そういう意味で、日本の町に似ています。

また、市街の中心には、大型スーパーではなく、専門店がたくさんあります。チーズや肉類(ハム、ソーセージを含む)を扱うお店も何軒かあります。そこではチーズ量り売りです。
カウンタで、これ頂戴、といって、重さを量ってもらった紙と品物をつかんで、店の入り口のそばにある会計で支払う、というシステムです。
カウンタに並んでないパックに入った品物でも、重さで価格が決まるので、まず、重さを計ってもらわないといけませんで、ご注意ください。

中田選手のいなくなった後でしたので、あまり日本人は見ませんでした。1日あれば観光できますし、イタリアらしい雰囲気の町でもありますから、ベネチアミラノの間でちょっと寄ってみるのもいいかもしれません。ただ、英語が使えるのは、観光案内所とホテルくらいです。それだけにイタリア語をカタコトでも使うと喜ばれます。

あ、忘れるところでした。パルマの帰りも念のため、フライトの前日にミラノに戻ったのですが、この日は鉄道ダイヤが大きく乱れていました。長距離列車も軒並み遅れていましたが、パルマミラノを結ぶ線は幹線なため、列車ガンガン来てます。だから1時間遅れても1時間前の列車も1時間遅れていれば問題ありません。ただ、その場合、例によって、ホームがいろいろ変わる可能性があるので、乗る直前にちゃんと自分ののる車両列車、ではない)がちゃんと目的地に行くかどうか確認する必要があります。
ちなみに、帰りはがらがらのユーロスターイタリア(席を指定してなかったので、自由席だっと思われます)でミラノまで来ました。
夜10時過ぎに着き、中央駅はスリが多いとか、夜は危険かもと思って、中央駅からホテルまで駅前のメインストリートを歩いて10分くらいだったのをかなり急ぎ足であるきました。
おかげで、転がしたスーツケースのゴムタイヤの1つが熱をもちすぎて溶けて、ホテルで冷えたら軸に絡み付いてしまい、2度と回らなくなりました^^;
そんなこともありますので、スーツケースを持っている場合は、あまり急いで歩かないようにしましょう^^;

***

今日の画像は、ロンドン郊外グリニッジの港にある「カティサーク号」です。
洋酒で有名なこの船がグリニッジで静態保存していあるとは知りませんでした。とにかくでかいです。3本目のマストが画面左にありますが、入りません。撮影は正面からしたかったのですが、逆光になるため後からとらざるをえず、ちょっと残念です。

このデジログへのコメント

  • BB 2006年12月07日 11:56

    生ハムとサラミ…持って帰ってきた事あります(^_^;)っていうか空港とかでも売ってますよねぇ!?

  • みんきー 2006年12月08日 01:59

    BBさん、いつもコメどうも。
    空港で売ってても密輸は密輸です☆
    北欧に行くのならきっとOKでしょう。

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