雨の日のプレイで濡れ、その後ベッドでもびしょ濡れに…（その２）

（その１より）僕は、由紀江（仮名）を乗せ、都心部とは逆方向に車を走らせた。

比較的スムーズに高速道路に入ることができ、その後も、順調に車を走らせることができた。

高速を走ること1時間強でゴルフ場に到着…

この日は、平日ということもあり比較的空いており、二人でのプレイが可能であった。

キャディをつけると何かと気を遣うことから、セルフで回ることにしたため、スタートからは二人だけの空間となった。

ゴルフ場に到着しても、相変わらずどんよりした梅雨空であった。

由紀江と僕は、ゴルフクラブは勿論のこと、雨よけ用のジャケットを準備したことを確認し、カートの中に入れ、カートをスタートさせた。

まずは、由紀江がオナーである。

その細い体をめいいっぱいしなやかに捻り、振り回すと…

それほど力を入れてドライバーを振った訳ではないのであるが、由紀江の第１打はジャストミートをし、黄色に塗られたボールは、フェアウェイど真ん中の、整えられた芝の方へと吸い込まれていく…

次に、僕が男性のスタート位置に、ティーを突き刺し、その上にボールを置いた。ゆっくりと振りかぶり、勢い良くドライバーを振り回した。

しかし…

僕が打った白いボールは…（その３へ続く）