熟女の花に魅せられた…春の夜（その２）

（その１より）その時の僕の出で立ちは、出張鞄をもち、黒のスーツ姿であった。

ただ、彼女への僕の目印として、鞄の取っ手に、僕のハンカチを結んでおいた。

指定時間から遅れること10分程で、グレーのワンボックスカーが、僕の方へ近づいてきた。

予め、彼女が車で来ること、そしてその車種などを聞いていた。

車越しに彼女（真理（仮名）とする）を覗きこむと、画像と同様、少し茶色が入った、黒の長い髪で、サングラスをしていた。

サングラスは、これも、目立たないように着用することを予め決めていた。

その車は、鞄の取っ手にハンカチを結んでおいた僕のすぐ傍に、停止した。

僕は、直ぐに助手席の扉を開け、滑るように乗り込んだ。

僕が車に乗り込むと、車は再び滑らかに発進した。

車の中で、僕は真理の方を見ながら、自己紹介をした。

今まで、電話で話しをしているような感じで、会話を始めた。

真理の着衣をあらためて見ると、黒のスーツに白のブラウス、下は、黒のガータと同じく黒のミニスカートを履いていた。

あまり目立たないようにするため、黒系の地味な配色の服を選んだのであろうか…？（その３へ続く）