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クリスマスに成就させた、許されない肉体関係…(その2)

2011年12月07日 22:21

クリスマスに成就させた、許されない肉体関係…(その2)

(その1より)軈(やが)て、車は夏に泊まったことのある、海沿いのコテージに到着した。

既に日は落ちており、外は真っ暗である。

それが、さらにコテージの周りを寒々しく感じさせてしまう。

しかし、コテージ自体はどうかというと、色とりどりの電球が飾られ、結構派手に光り輝いていた。

そして、コテージの中に入ると、暖房がしっかりきいており、外の寒々さからは、ようやく開放された。

小夜子(仮名)と僕は、このコテージにチェックインし、早速、予約してあった海の見える部屋に入った。

僕は、部屋の暖房を入れた。

しかし、部屋の明かりを点灯せずに、夜の海を見つめた。

ぽつり、ぽつりと、点のような、遠くに小さく見える船の灯りが灯っている。

僕の隣に寄り添ってきた小夜子が、海の方、遠くを見つめながら、ポツリと

「夜の海も綺麗ね…」

と呟いた。

僕は、隣にいる小夜子の肩を抱きながら

「君の方がもっと綺麗だよ」

と囁いた。

小夜子が僕の方を振り返る。

コテージの外の電球による明かりで、時々小夜子の顔を明るく照らし出す。

その小夜子のセクシーな横顔…

僕は、自然と両手を小夜子の顔にあて、そのまま、僕の唇を小夜子のに重ねたのであった…(その3へ続く)

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