二人はゆっくりと体を重ね始めた

初めてのことなのに　二人とも本能的にどうすればよいのかわかっていた　
しかし痛みがあった　彼の分身は入り口で止まっている　彼女の表情で前戯が足りていないと自覚し

挿入を止めていた　胸とクリトリスへの愛撫を　念入りに始める
「痛い？」「ちょっと・・・でも大丈夫よ♡」

彼は優しく微笑んだ「焦らなくていいよ　君を傷つけたくないんだ」
彼の唇が再び胸元に戻る　舌先が敏感な突起を捉えると　彼女は小さく息を呑んだ

「んっ・・・♡」彼の指先が下へと滑り　潤みかけた花弁を探り当てた　
その動きに彼女の腰が反射的に浮き上がる

「あっ・・・そこ・・・♡」クリトリスをそっと撫でられると　甘い刺激が背筋を駆け上がった　
彼女は無意識に彼の肩に縋り付き　頬にキスをした・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます

彼は彼女の温もりを感じ　彼女は彼の情熱を感じ　締め付ける　
一体となり　彼の微かな動きも　彼女を震わせる
彼の荒い息遣いが耳元で響き　彼女の吐息がそれに呼応する　二人は言葉を失い　
ただお互いを感じ取ろうとした　彼女は力強く締め付けていた　
大きく息を吸いリラックスした時　彼が動く　油断した瞬間に衝撃が走る
彼の手が彼女の太ももを持ち上げ　予期せぬ角度から彼女の奥深くを貫いた　
突然の刺激に彼女は目を見開いた　「ああっ！♡」予想外の強い感覚に背筋が
弓のように反り返る　彼の動きに合わせて体が勝手に反応する
彼女の内側が収縮し　彼は小さく唸った　汗ばんだ肌が絡み合い　二人の境界線が溶け合う
彼の優しいリズムが彼女を誘う　徐々に　官能の波が二人を包む
彼の動きは最初慎重だった　彼女の様子を窺いながら　少しずつ速さを増していく
彼女の表情が次第に柔らかくなり　苦痛の色が薄れていくのが見て取れた
「どう？」彼が尋ねると　彼女はただ頷き　言葉にならない甘い吐息を漏らした
二人の呼吸が重なり合い　ベッドが軋む音さえも愛の旋律となって部屋に満ちていく・・・