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出会い系の女6

2013年04月08日 12:30

ラブホテルに入った、

男は今までラブホテルに入ったことがない。
みるモノ触るモノ目新しかったが、そこは小学生幼稚園じゃないから、我慢した。

どれがイイ?

初めてなので女に聞いた、

う~ん、これ

モニターを見て広めの部屋らしい。
料金は5000円らしい

エレベーターに向かって待ってる間だ、
会ったときが気がつかなかったが、見てみると、
黒のタイトのスカートに低めのヒール
黒のセーターが身体を覆っていた。

顔はフツー、少しぽっちゃり気味。目は愛嬌があるらしく、
にくめない。

エレベーターのドアが開いて女の後ろからついて行くと、
ケツが妙に目についた。
タイトだから、けっこう盛り上がっている、

男は、さっきの2万円というコトバに釈然としないながらも、
間近に見るケツは歯がゆい

ドアが開くと女は手慣れたように、目的の部屋に向かっていった。
男は女のケツを追った。

部屋に入ると、女は手慣れたように、備え付けの物品小物を一瞥して、
何があるか確認した。
男はソファに座ったままだった、

どうも、この二人は逆のようだ。

女はスイッチでテレビを点け、すぐ、また消した、どうやら確認しているようだ。

浴室に行き、シャワーを確かめた。

シャワーにする?

エッ?

どうにも男はテンポがずれている。

あのオ~

男は聞いた、

エッチするんですか?

キャハハハ、あなた、なにいってんの、

コンドーム、わすれないでネ

こ、コンドーム、もってないです

えっ、

ソーユーのって、常識でショ

じゃあ、ワタシの貸したげる、サービスよ

手渡されたコンドームを、男は手に持ったままでいた。

早く付けなさいよ

あのオ~

なあ~に

付け方わからない

キャハハハ、女は目を丸くして笑い転げた

へえ~

あなた、女知らないの?

知らなくはないが、死んだ女房としかやったことなくて

そうお~

じゃあ、わたし、つけてあげるネ、サービスね

男は、女がしきりに使うサービスの意味が飲み込めない。

男が思い描いていた女との接触が、まるで違っていて
男の妄想は置いてきぼりを食らってしまったから、
とうぜん、心の準備はできていないし、
未だ、事態が把握できていない。

あ~ら、元気ないのね

女は男のチンポをシゴキ始めた

しごかれればそこは男は少しずつ元気に立ってきた。

あのお~

おそるおそる、女に聞いた。

なあ~に、

チンポをシコシコしながら女は首をあげ、にくめない目を男に向けた。

エッチするんですか?

なんど、きくの?決まってるでしょ

あのお~、
わたしは3年前に女房に先立たれ、その10年前からやっていないんです。

へえ~そりゃ、大変ネ、

何が大変か男は理解に苦しんだが、別段男は大変なことは何もなかった。
無理矢理見合いで一緒になった中だから、定期便から解放されて楽になったといえば楽になった。
それを大変といわれても、ピンとこない。

さあ、元気になったわ

わたし、シャワー浴びてくるね

本来なら、女がシャワーを浴びている間、
男はこれから起こるであろう妄想のかぎりをふくらまして、
至福の時間帯なのだが、
初対面の、2万円ネ、がどうしてもアタマから離れなかった、

アレって、どういうことなんだろ、いまさら、返せとも言えないし。

すると、元気だった男のチンポもアタマと同じくためらいが見られた、
まっすぐ天井に向かって天を仰ぐのには、逡巡が邪魔した。

女はシャワーから上がってきて、バスローブをカラダに巻き、
うなじをあげベッドに座った。

いいわよ

あのオ~

まだ、なにかあるの?

しおれてしまって、

手間がかかるのね

女は、も、メンドーくさそうに、さっきより大きな力でチンポを握りしめ短時間で立たせようとした。

そしたら、

10年以上、女のまんこに触れたことないチンポは、女の強力な手の締め付けで、

ピュッ

あら、

ごめ~ん

それから、どんなにチンポをしごこうと、立つことはなかった。

ごめ~ん、ゴメンネ

女はさっきの2万円返せとでも、言われたらどうしようと、
平謝った、男と会ってから、まだ30分と経っていない。

いや、いいんです

フツーのニホンジンは、いたって、やさしい

わたしも、心の準備ができていなかったから、こういうコトになるとは思っていなかったのです。


そうオ、ゴメンネ、ごね~ん

このままではなんだから、おまんこ舐めてもいいわよ


エエっ、

おまんこ、なめるなんて、顔が引きつった。

時代の違いだろう、女にはフツーのことでも

男のアタマにはそういうことは微塵だになかった。

まんこチンポが入るモノ、それだけしかなかった、
舐めるという概念は男のアタマにまるっきりなかった。

しかし、また、どんな味なんだろう、

そういう好奇心も、否めない。

いいわよ

男の65年の人生の一大転機である、
心臓の鼓動が、妄想を追い出した。

バックバックン、心臓が波打つ、

女が大声あげたら、男は間違いなく急死しただろう。


おそるおそる、

顔を近づけた。

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