愛という名の

女は愛に弱い、

女は恋に落ちる、いたしかたのないことだ、

恋に縁がない剛毅な女も中には入る、
特技は恋に陥らないことだ、そういう女もいる。

べつに恋に陥らないからって、女でないことにはならない、
統計的に、こういう女の法が多いのだ、ご存じか？

タダ、テレビで、映画で、小説で、毎日毎日、宣伝しこれでもかこれでもかとやるから、
女は恋することが当たり前になってしまう、
できない女は日陰者のように扱われる。

ホントは、その反対だ、恋ができない女がが遙かに多い、
タダ、ワタシは恋ができない女なのよ、な～んて、言わない。
うんで、み～んな、恋ができる女のふりをする、恋多き女を演じる

うんだから、日陰者あつかいされかねないから、表に出ることはない。

そうだな、７０％の女は恋ができない、
しかし、テレビで、毎日毎日、恋するのが女だと決めつけている。
ニホンジンの女が、ぜ～んぶ、恋多き女を知らず、知らず、演じる。

女は恋ができないのがヘンでなく、当たり前だ。

しかし、後の30％の女は、ちゃんと恋ができる、
も、こうなると、サイノーと言うしかないわな。

ニホンジンの女の大部分が恋ができないから、ムカシ、
見合いということが幅をきかしてた、
町内会のやりてババアが仲を取り持って、仕切る、

イイかっこしいの町内会の顔役が、取り持つ。

余計な世話人が、ショーバイがらみで、取り持つ、
縁が整った暁には高額な時計や引き物一式を押しつける。

下心あってもそれはそれで、女と男が結びつく結果となる。

見方を変えれば、恋とはふしだらの謂である。
ま、イヌネコのまぐわいに近い。
この国では、仲を取り持つ、おっせかいや、顔役ややり手ババアがいて、
落ち着く、

しかし、これが、ぜ～んぶ、消滅した。


勝手にやれ、かってにやるわ。

その結果、先の統計の結果になったのだ。

女も男も、おまえは知らないだろうが、

恋はサイノーだ。

サイノーがないおまえは、当然あぶれる。

心配することはない、ニホンジン全員の７０％がおまえと同じだ。
タダ、毎日毎日テレビが恋を宣伝しているだけだ。

で、ここに愛が登場する。

恋であぶれてるおまえは、愛で救われる。



男はやりたいため愛をささやく、ここがポイントだ

恋でない。

恋とは自己制御不能のことをいうのだから、

自己制御可能な愛を使う。

で、男はおまえに愛をささやく、

恋のサイノーはないけれど、毎日毎日、これでもかこれでもかと、テレビで宣伝する
恋に憧れることはできる。

そこで、おまえは強引にも、愛を恋に変換しようとする。

男の愛のささやきは、おまえは恋に陥った気分にさせる。

そう、おまえの恋は錯覚がすべてだ。


愛のささやきで、愛のコトバで、おまえは恋する女になりきる

も、真剣で、恋する女を演じる。

愛のコトバを聞くために、おまえのまんこは協力を惜しまない、
愛のささやきがなければ、恋する女になれない、

男はこのことを熟知してるから、愛のコトバはツナミとなって押し寄せる。

コトバは費用がかからないから、費用対効果が極端に高い。

男はこのことを熟知してるから、愛のコトバはマシンガンより多く出る。

愛とは自己制御のことだから、自己制御不能の恋とはワケが違う。
自己制御とは、手当たり次第の女を取り込む。

平たくいえば、手当たり次第、女とやる。

カネにあかせて女を買うこともあるが、そんな効率の悪いことは。
コトバにあかせて女を取り込む、
費用対効果は極端に高い。

愛は制御可能、恋は制御不可能。


愛という名のタダまん



ギャハハハ