- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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夢を抱いて-14/仕事に貴賎無し
2010年02月24日 00:46
「真央ちゃん、一度デート出来ないかなー」
志賀が部下の佐伯和巳と二人で、ここの所よく店に来ていた
「署長、またあの店に連れていって貰えませんか?」
「真央か?」
「分かりますか?」
「お前のあんな目を見ていれば、誰だって分かる」
「そうですか?」
「今夜行くから一緒に付いて来い・・・但し、今日デートに誘え」
「いやー」
「誘わんのなら、二度とお前とは行かん」
「分かりました。誘いますから」
「私は未婚の子持ちよ」
「そうだね・・・明日のお昼は?」
えっ?でも身体だけ、セックスの相手にしたいんでしょう?
そう真央は考えた
「何時に何処?」
何故そう言ったのか分からなかった・・・・・いつも上手く断わっているのに
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「子供さんは?」
「ひなたさんに預かって貰ってる」
そのファミレスは、12時過ぎというのに空いていた
料理を食べ終わると男が話し始める
「僕と付き合って欲しい」
「・・・・・」
「真剣なんだ。嘘じゃない」
「私の話を聞いてからにして」
「錦糸町の風俗店で一年働いていた・・・・・」
「名目上は禁止されてる本番行為もした。常連客とは外でも会ってたの」
「お陰で目標の1000万には届かなかったけど、それに近いお金は貯まった」
「そして、やっと今のお店に代われた・・・・・そんな女」
「うん、それで?」
「それでって・・・・・そんな女なの」
「だから僕は頼りなさそうなのかな?」
なに考えてるのよ、この人?
「頼りとかでは無くて」
「仕事に貴賎無しって言葉、知ってる?」
「そんな難しい言葉、知らないわよ」
「どんな仕事も、尊いも無ければ卑しいも無い」
「そんな事言っても」
「うちの署長に聞くといいよ・・・・・風俗は害にはならん。必要なものってね」
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