夢を抱いて-11／様扱い？

「約束する。中には一滴も漏らしません」
「私、生では一度もして無いの」
「お願い致します、真央様」

思わず笑ってしまった
「様扱い？」
「そう」
「一度すれば次からずっとになる」
「毎回延長して、２つ払うと言うのは？」
・・・・・これでデートをするのと変わらなくなる
「もう、無理言うんだから」
「感謝します」


テーブルの電話を取ると「１２番延長です」と伝える
「しゃぶって元気にして」
「そんなに慌てなくても、あと３０分もあるじゃない」
「そうか」
タバコを取り出したので火を点けてやる

後２０分になった所でドレスを脱ぎ、男の服も脱がせてフェラチオを始めた
少しずつ大きくなって来る
「上にするでしょう？」
この奥の席は他より少し広く、横になれるソファが置いてあった

「やっぱり生はいいなー」
「そう？」
「この吸い付いて来る感じが堪らなくいい」
口を合わされ、舌を絡めてやった
そう言えばこの客にはキスもさせて無かった

まだ往く感じは無い
「上にならせて」
一度抜くと手で強く扱きフェラをした後、上から入れピッチを速めた
胸を掴んでいる顔が、やっと変わって来た
「あー私往きそー、あぁーいいー」と大げさに喘ぐ振りを続ける
「出そう」
すっと抜くと口に含み、手で根元を扱く
「うー、でるー」
時計を見ると、残り２分だった・・・あー、セーフ


二人で慌てて服を着た
「今日は遅番と聞いて、電話で予約したんだ」
「そうなんだ」
「来週も電話して予約する」
「夜はまず来ないわよ」
「昼間にする」
「待ってるから、溜めて置いて」
「分かった。３日以上は溜めてから来るよ」
「気をつけて帰ってね」



「辛かったね」
そう、真央には辛い一年だった


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