- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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夢を抱いて-7/好きになって
2010年02月17日 00:38
群馬の山間部に生まれ、高校を卒業すると同時に村役場に勤める父の反対を押し切って東京の会社に勤めた
3歳年下で農協に勤める妹とはしているが、子供が出来た事を母に告げた後、両親には一度も連絡をしていない
「堕ろせ」父だけでなく母にまで言われた時 「縁が切れた」 そう感じた
「自分一人で育ててみせる」
そう強がってはみたが辛い毎日だった
ひなたは身長が165センチあるが、体重は45キロ
ほんの数年前まで54キロあったが、今は誰が見ても痩せ過ぎだった
月の食費が2万円では痩せて当然で、牛肉も豚肉もマーガリンも食べなくなり、ハムは魚肉のソーセージになった
だが、店でのおつまみや食べ物には助かっている
しかし他の女の子の様に、ひなたは飲み物も食べ物も客におねだりが出来ない
幾ら売り上げとは言っても、未だに出来ずに居た
店に毎日の様に来る常連が何人も居る
毎週5万も6万円も遣う客
ひなたにとって、その散財が理解出来なかった
その中の一人が紫野で、お土産をしょっちゅう持って来てくれた
ケーキやチョコレートなどの食べ物、それに子供と女用のTシャツやトレーナーにスウェット
ママから聞いたところでは、近くでアウトドアショップをしていると言う
「子供用も置いていらっしゃるのですか?」
「ああ、3・4歳からあるよ」
それが聞いた時の答えだった
いま翔太が身に着けている殆どが紫野から貰ったもの
いや、部屋で着ているひなたのものも殆どがそうだ
最初の頃、あんなに好きに成れないでいた紫野
今ではひなたの心に入って来ていた、それもかなり深く
歳は倍ほども違うのに
特別格好がいい訳でもないのに
うん、声はいいし歌は上手いな
この仕事の女の子を全く馬鹿にしない
話は上手くて面白く、話題が豊富
「だって初日の私の緊張が、あっという間に無くなって笑ってたんだもの」
そして何より、他の男と違って厭らしい目で女を全然見ない
これって、凄いことじゃない?
好きになって当然じゃない?
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