- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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甘いヤツ-33/山下里美-2
2010年01月24日 03:04
「紫野さん、山下です」
「よお、元気か?」
「はい。 今日の最終でそちらに行って良いですか?」
「いいけど?」
「トップになりました。 プレゼントを頂きます」
確かにブレスでも時計でもバックでも、何でも買ってやると約束した
車名とシート番号を聞く
「東京駅のホームで待っているよ」
明日は定休日か
夜までになるな
直にオークラに予約
ジュニアスィートが空いていた
「いらっしゃい。 それにおめでとう」
「ありがとうございます」
「ご飯は?」
「車内でお弁当を頂きました」
「それじゃ、お酒をゆっくり飲める所に行くけど、それでええ?」
「はい」
「お酒はいける方?」
「けっこう行けます」
行ったのは、らんていの離れ
ここは平日4時までやっているので便利だった
「何を飲む? ここはカクテルが美味しいから」
「カクテルなんて飲んだこと有りません」
「私が注文してええ?」
「はい、お願いします」
彼女にはアレクサンダー
京介は何時もの様に、ロンググラスにモスコミュール
「うわー、これ美味しい」
「そう、それは良かった」
「おめでとう。 来月からが大変やぞ」
「分かっています」
「何しろ続けろ。 来月負けても再来月に勝て」
「はい」
「教えて下さい。 なんで周りのみんなに私が一番になると言ってはったんです?」
「一番になる為に生れて来た」
「物を売る事は山下君の天性なんや。そこは私と一緒やな」
「モノを売るだけですか? 他はあきませんか?」
「贅沢を言うたらあかん。 一つも天性・天職のない人間が殆どやのに」
「男、ええ彼はできますか?」
「それは、あんた次第やな。 自惚れない、一生懸命に惚れる、男を大事にする」
「そうしたら、いい彼ができますか?」
「出来る」
「あー、良かった」
「仕事より男か?」
「すみません」
「いいや、それでええ。 いい男と結婚出来る」
「嬉しい」
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