- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
- 39歳
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】38-2、自分へのごほうび
2011年10月17日 04:33
ぐっすり眠る小春。
の寝顔を見ている茜。
「やっぱり、可愛いです~。でも久しぶりに見たです~」
いつ以来だろうか。だがいちいち思い出すのはやめた。
「ふっかーつ!」
翌朝の寝起きぶりはそんな感じだった。グー拳を空に突き上げる。
「今日は授業を半減して、学園祭の準備に充てます。皆さん頑張ってください」
今日はそういう日程の日だった。帰宅部にとってはめちゃくちゃ有利な日だ。
ま。帰宅部はクラスの出し物の準備に費やすだろうが。
「はい、先生」
小春が一冊のノートを渡す。
「これは……?」
久保田先生は目を円くする。
「小春流のおでんレシピ。これを頭に叩き込んで、水泳部に教えて欲しいの」
「ああ、手伝いの件か。ノートを水泳部員に渡しちゃダメなのか」
「それはダメだよ。水泳部員は彼女らなりに今まで構築したおでんのやり方があるから、それを尊重しなきゃ。ノートを置き去るのは尊重して新しいルールを押し付けるだけだよ」
難しい話しだった。小春にしちゃ小難しい事を言う、の意味ではなく、難易度が高いという意味だ。
「まぁ。久保田先生もお手伝い?」
その話しぶりを嬉しそうに見る松並先生だった。
「共に素敵な学園祭にしましょう!」
強く手を握られ
「く、クポー……」
たじたじな久保田だった。
「あらあら。ありがとう」
琴は小春から何枚かの資料を受け取って微笑んだ。
「水着を縫製する腕はないんで、カタログなどでいくつか見繕ってみました」
「助かるわぁー。小春ちゃんのためにも、今度のミスコン負けれないわぁー」
「……この裏切り者め」
有希に凄まれた。
「あはは。有希先輩はパフォーマンスとスピーチで稼げるから大丈夫ですよ」
「……まぁいい。ちょうどいいハンデ」
絶対に負けられない闘いが、そこにはある。……んだろうか。
続く!
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