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【魔法少女っ】34-2、香住学園七不思議
2011年09月27日 02:00
いきなり話しが飛ぶ。
芋煮会よりちょっと前。
中等部、高等部問わず、学園七不思議というものは存在していた。
最近そのひとつに数えられるような事が起きた。
誰もいない教室。放課後ではなく、休み時間などで、たまたま数分だけ偶然誰もいなくなった教室。
そこに生徒が復帰すると、
黒板にでかでかとチョークで謎の言葉が描かれているというものだった。
その言葉が何を意味してるのかは誰もわからない。書き留めようとした者もいたが、何語かわからないから書き留めようにも勝手がつかず、次の授業が始まるので日直が消してしまうのに間に合わないわけだ。
だが、その謎が、なんとなく麻衣子にはわかってしまった。
誰もいない教室。
がらがらがらがらっ
文が書きかけのところで麻衣子は戸を開けた。
「アドルフね。でておいで」
わざと冷徹に振る舞い、麻衣子は呼んだ。
「ぴ!ぴよぴ~」
アドルフは小さなドラゴンなので、窓から自由に出入りでき、いざというときは簡単に隠れられる。
「文字はドイツ語ね。演劇の勉強で元書(翻訳されてない小説本)を読む機会があるから、わかったわ」
黒板に書くのは単語程度だが、アドルフには何かを伝えたい意思があるようだ。
麻衣子が見破ってからその不思議はみかけなくなった。
「アドルフ。伝えたい事があったらわたしに言って。何故だか、わたしには言葉がわかるわ」
アドルフは首をかしげた。
何故だろうか?
ともかく、それで麻衣子はアドルフの言葉を茜に伝えることができるようになったわけだ。
「ぴよぴよぴ~よぴよ」
「なるほど、なるほど」
閑話休題。
ついに変身が解けてしまった三人。
しかし、三人とも敵の打倒を諦めてはいなかった。
「お前たちの負けだ」
特に名前のない、4つのキングの攻撃が見舞われる。
「くっ!」
後方に飛ばされて倒れる三人。
ここまでか!
そして、助けるかげがあった。
続く!
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