- 名前
- たかふみ25
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- 39歳
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】32-1、ホームパーティーしてますか?
2011年09月16日 06:06
「というわけで」
どういうわけだ。
嘗てのデザイン部の部室で、現在は演劇部の衣装置き場になっている部屋で、嘗てのデザイン部部長で演劇部員の高瀬小春が議長席に立ち宣言した。
「ホームパーティを企画する」
「ほへ?」
面食らう茜。懇親会的なイベントはこの前の芋煮会で消化したつもりだ。
「ホームパーティですか。優雅で素敵ですわ~」
ぽややんとして目を閉じる千歳。
「てか、放課後にここでお茶するのは以前してたですっ」
「え?参加したかったですわ」
その時点では千歳はまだ小春と出会っていない。
「今回はこちらがホストファミリーとなり、いろんなひとを招待するんだよ」
「この前のお礼です?」
茜の脳裏に招待メンバーがぱっと浮かんだ。高等部の演劇部だ。
「えー。有希さん呼ぶんですの?」
嫌そうな千歳。
しかし千歳が有希を嫌ってるとかではないのをふたりは既に知っている。
「もちろん麻衣子先輩も誘うよ。「若草物語」には度々ホームパーティのシーンが存在するからね。これを体験するのはきっと役立つよ」
「てか、こっち側の人間じゃないんですの?」
「これはスターライト(魔法少女隊)としての活動だよ。麻衣子先輩は除け者にしたら拗ねちゃうから誘わないと」
正直、魔法少女の活動に麻衣子を巻き込みたくないのが小春の本音だった。それは嘗て有希が千歳に抱いた想いと相似形を成すと、小春は知らないでいた。
「というわけであんたらは今回運営側ねっ」
小春はアドルフとクポー(妖精)にビシッと指をさした。
「ぴよぴよ~」
「そんなクポー」
「最近、いまいち役に立ってないですしね」
「クポー」
しゅんとするクポー。
「そして、こっからが本題」
小春はホワイトボードに何やら書き始めた。
「闇の魔法少女対策会議」
続く!
このデジログへのコメント
> 二本野☆翔葉さん
さてどうだろうな~。僕も楽しみだよ~
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