- 名前
- たかふみ25
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】32-2、これだけは守ってほしい事
2011年09月17日 07:07
「美人は3日で飽きる、って本当よね~」
転校初日はあれほどチヤホヤされていた東原琴だったが、最近は人数も限られてきた。取り巻きがいなくなるのも時間の問題だ。
琴は美し過ぎた。「近付き難い」印象を持たれてしまったのだ。また、「転校生」のレッテルも剥がれた今、それは自然なキケツなのだろう。
「まぁ、動きやすくなったから、それも良しよね」
琴は気楽に帰途に着いた。そこですれちがう2つの人影。
「あらあらごきげんよう」
まぁ、軽い会釈と挨拶だけで何も変わった事はないが。
高等部演劇部部室。
「中等部演劇部、高瀬です。失礼します」
「わぁーい、いらっしゃーい」
「きゃー」
今日は小春が揉みくちゃにされた。
「あはは」
苦笑いして見守る茜。
「……いらっしゃい。…よく来た」
部長である有希がまともな応対をした。
「ご招待です」
茜は一通の招待状を渡した。
「……お礼?……ありがとう」
受け取ると、有希は通常とは違うキャラで全員に告げた。
「高等部演劇部はホームパーティに招待された!一同、これを励みに、稽古に打ち込むのだ!」
「はいっ!」
声を合わせて返事する。
「凄い結束。私達も見習わないとね」
記。
日時……今度の土曜日午後。
場所……高瀬邸。(地図参照)
会費……無料。但し、持ち込みや持ち寄りを歓迎。
小春の家が選ばれたのは、学校から近く、道順が分かりやすい立地だからだ。
翌日は友人にも招待状を送った。
葉子に、つかさに、まぁ色々。
「ホームパーティ?楽しそう!うん。行く行くっ」
かずねは招待状を受け取ると、素直に喜んだ。
「そうだっ!ねぇねぇ、頼みがあるんだけど」
かずねは失礼を承知ながら提案した。
「もうひとり連れてきても良いかな?ボクにとって姉のようなひとなんだけど、お菓子づくりが大好きでね。持ち寄りに協力できると思うんだよ」
「良いよ!人数は把握したいから予め言ってくれて助かるよ~」
「どんなお姉さんなのか、これから楽しみです~」
まさかここにひと波乱あるなんてね。予想すらしなかったわ
続く!
このデジログへのコメント
毎回の事ながら…
文章力がすごい☆
続き早く読みたいです♪
応援ありがとうございます。僕も早く書きたいです!
「妹ラブ!」同様にお題を内容に活かす時があります。ホームパーティではパイ菓子と蒸しパンがでる事でしょう。んなわけないか(笑)
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