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夢を抱いて-36/初恋

2010年03月18日 01:49

夢を抱いて-36/初恋

3日後にまた約束をして入れた時には、この前ほど痛くないと言う
また中で一度出す事が出来た
回を重ねる毎に痛みは消えていくらしく、5回目には中で普通に動かしても平気の様だった


夏休みも終わろうとしていた8月の末、佐藤はずっと考えていた事を実行する事にした
「今日はね、ゴムを嵌めずに入れて、出そうになったら言うから、根上の口で出したいんだ」
「うん」
ゴムのないペニス亀頭部分が入っただけで「くぅーいいー」と口に出てしまった
初めての生での挿入は、やはり何とも言えず気持ちが良く、数分と持たずに出そうになってしまう
奥まで入れると、味わう様にゆっくりと出し入れを始めたがもう駄目だった
「口に入れて」
直ぐに咥えて舌で擦ってくれる
「うー、いいー出る!!」


これ以後は殆どがこれになってしまった
「今日はね、根上に先生の上に乗って入れて欲しいんだ」
騎乗位も教え、冬休みに入った頃には腰の動かし方も上手くなっていた
ひなたが卒業するまで週二回のペースが続き、フェラチオは感心するほど巧くなった



佐藤は当然卒業しても続けたかった
中学に行っても会えるかな?」
実は内心、もう会えなくなると心配し、覚悟もしていた
「会いたいよー。先生は嫌なの?」
「嫌な筈がないよ。中学だと部活もあるから、週に一度にしようか?」
「いや。2回が良い」
「それじゃ、そうしよう」

卒業する頃には、家の事や勉強その他全ての相談役になっていた
それこそ、母親以上だった
毎月親の倍のこずかいもくれ、佐藤が作ってくれた郵便局の口座にひなたは貯金もした

母親はひなたから不倫の発覚を恐れ、父はひなたの身体が気に入っていた
自然にひなたにもそれが伝わって来るのは当然だった



この佐藤、今までのひなたに対する行為は、どんな理由を付けても許されるものではない
しかし友達一人無いひなたにとって、唯一の救いだった事は間違いが無い
それに根っからの悪者でもないからか、回数こそ減ったが高校卒業するまでずっと続いた
東京就職先は、佐藤の大学時代の友達が行っている大きな会社に決めてやった
アパート引越しも全て手伝った
就職をして東京に行った後も、月に一度はひなたのアパートに泊まりに行っている


その頃には「貴方」とひなたは佐藤を呼んでいた
貴方って、歳は関係ないみたいね。着いたばかりでこんなにして」
佐藤がひなたのアパートに初めて泊まりに来てくれた時、着いて早々にキスをしに来た
勃起させているのが、ひなたには直ぐに分かった

「嫌みたいじゃないか」
「ううん、嫌な訳が無いでしょう。嬉しいよ、こんなにしてくれて」
「直ぐに入れたいんだ。一月もひなたを抱かなくて、気が狂いそうなんだ」
「待って・・・貴方の舐めた後で何回でも入れさせてあげるから」
その夜は2回ひなたの中に出し、次の日の帰る夕方にまた出してから帰って行った


ひなたにしても初恋の人
東京に出て来た後も救われ、慰められもした
ひなた自身、11歳処女を奪われた佐藤を憎んだ事は一度も無く、18歳になっても大好きだった

それがたまたま35歳も年上なだけ
ひなたは、年上でないと合わなくなってしまっていた様だ


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