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2011年09月20日 08:02
阪神が21安打浴び大敗、初回4点先制も生かせず
サンケイスポーツ9月19日(月)17時25分配信
阪神が21安打浴び大敗、初回4点先制も生かせず
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四回、二死二塁で凡退する阪神・新井貴=マツダスタジアム(撮影・榎本雅弘)(写真:サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、広島12-4阪神、19回戦、広島10勝9敗、19日、マツダ)阪神は序盤の大量失点で試合を決められた。先発・スタンリッジがリードを守りきれず三回途中に5失点で降板すると、救援陣も広島に連打を許し点差を広げられた。頼みの打線は14安打を放ったものの、繋がりを欠き反撃とはならず。阪神は広島に逆転負けを喫した。広島の21安打は今季セ最多。
阪神は、広島のルーキー・福井の立ち上がりを攻めた。二死一、三塁のチャンスでブラゼルが右前に2試合連続となる適時打を放ってあっさりと先制。続くマートンが、10号3点本塁打を左翼スタンドに叩き込んだ。
阪神が試合の主導権を握ったかに思われたが、先発のスタンリッジがピリッとしない。初回に打線が4点を挙げた直後、松山の右前適時打などで2点を返された。三回に赤松の打球を素手で受けて降板。2番手・小嶋が2連続四球を与え、押し出しで追いつかれると、代わったばかりの渡辺が代打・バーデンに逆転2点適時打を浴びた。この回一挙5失点で阪神は試合をひっくり返された。
打線は鳥谷が猛打賞を挙げるなど、計14安打で福井ら広島投手陣を最後まで攻めたが、三回にブラゼル、マートン、藤井彰の3安打で作った満塁の好機で無失点に終わるなど、二回以降は決定打を欠いた。
両軍35安打の乱打戦で大敗し、阪神は借金を「2」に増やした。スタンリッジは8試合ぶりの勝利ならず6敗目(8勝)。
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