まだあきらめん！　先ずはドラ倒

諦めへん！阪神、竜キラーズで３連勝や！

サンケイスポーツ9月13日(火)7時51分配信
諦めへん！阪神、竜キラーズで３連勝や！

　鉄板ローテで竜倒や！阪神は、１３日から始まる中日３連戦（甲子園）を相性抜群の先発トリオでいく。阪神・ジェイソン・スタンリッジ（３２）、能見篤史（３２）、岩田稔（２７）の３投手だ。１２日はそれぞれ聖地で指名練習を行い、スタンリッジは「３連勝しなきゃいけない」と鼻息を荒くした。

　もう負けられない。絶体絶命の窮地で竜キラーたちが腕をしならせる。初戦を託されるスタンリッジが、再び上昇気流に乗せることを約束した。

　「カープに３連勝して、スワローズに３連敗。次は３連勝しなきゃいけないね。こういう流れが僕たちのチームだと思う。自分たちが首位にいて、貯金があって、（２位と）１０ゲーム差ぐらいつけて独走している方が逆に安心しないよ」

　キャッチボールや短距離ダッシュなどで汗を流した後は、室内にこもり打撃練習を行った。中５日。前回登板７日の広島戦（甲子園、七回途中１失点で勝敗つかず）と同じ間隔だ。「中６日は長すぎる。短い方が楽しいよ」。フル回転も大丈夫。先発を５人でまわす現状だけに、実に頼もしい。

　「また１－０ぐらいになるだろうね。チェンがくる？　いい投手だね。しっかりコントロールできるし、点をとられない投手だと思う。ただし！　甲子園でやっつけたこともあったでしょ」

　相手の予想先発左腕に敬意を表しつつ、冷静に分析した。今季、阪神はチェンに４試合で１勝３敗。唯一、土をつけさせたのが、７月２７日の聖地だった。そのとき９回１失点で８勝目をあげたのがスタンリッジだ。

　今季の竜戦は４試合で１勝１敗も、防御率は１・５５。２、３戦目を担う阪神・能見、岩田を合わせると、３人で中日戦は防御率１・８８（７６回２／３を１６失点）。相性抜群のトリオが引き分けを挟んで４連勝中と波に乗っている相手を迎撃する算段だ。

　「僕に勝ち負けがつかなくても、チームが勝ったら、それでいいヨ」

　これ以上、上位球団に離されたくない。負の連鎖をここで止めたい。