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負けなかったが!?
2011年09月02日 07:56
虎の7番・新井、土壇場で同点適時打!ドローに持ち込む
サンケイスポーツ9月1日(木)21時56分配信
9回、同点適時打を放つ阪神・新井貴浩=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)(写真:サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、中日3-3阪神=九回規定により引き分け、18回戦、中日9勝7敗2分、1日、ナゴヤドーム)4番から7番に下がった阪神・新井が1点を追う九回に同点適時打を放つなど、2本のタイムリーでチームの引き分けに貢献した。4番に座った関本も七回に反撃ののろしとなる適時打を放ち、ドローに貢献した。
真弓監督が決断した。新井貴を4番から7番に下げ、関本をプロ15年目で初めて4番に起用。つながりを求めた新打線に組み替えた。
前夜は4打数無安打、2併殺打と不振を極めた背番号「25」。真弓監督は、今後は打順も守備も柔軟に対応するか問われ「どうかね、それは」と言葉を濁していた。守備位置を三塁から一塁へ、主軸から下位への変更。何かきっかけを与えたかった。7番を打つのは、広島時代の2005年5月15日(対オリックス)以来、実に2300日ぶりのことだ。
相手先発は苦手の左腕ソト。これまで2試合計13イニングで1点も取れていない。1番平野、3番鳥谷以外は右打者7人を並べた新オーダーで臨んだが、攻略のきっかけをつかめない。
四回に二死から鳥谷の右中間二塁打と関本の四球で一、二塁としたが、5番マートンは力のない三ゴロに倒れた。そして1点勝負を覚悟した六回、スタンリッジが3点を奪われてしまった。
だが阪神はここから粘りをみせた。七回に関本が適時打を放ち1点を返すと、新井も右適時打で続いて1点差に。九回には狩野が二塁打で出塁すると、再び新井が岩瀬から左適時打を放ち、土壇場で追いついた。
その裏、守護神・藤川がマウンドに上がると3人でピシャリと抑え、そのまま引き分けに持ち込んだ。
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