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阪神、打線沈黙で４位転落…久保は５回１失点も５敗目

サンケイスポーツ9月4日(日)21時33分配信
阪神、打線沈黙で４位転落…久保は５回１失点も５敗目

２回、走者を置いた場面で凡退し、舌を出す阪神・金本＝４日、甲子園（写真：サンケイスポーツ）
　（セ・リーグ、阪神０－２横浜＝八回降雨コールド、１７回戦、阪神８勝７敗２分、４日、甲子園）阪神は先発の久保が５回１失点で５敗目（７勝）。打線が横浜の先発・三浦を攻略できず完封負けを喫してしまった。これで阪神は４位転落となった。

　デーゲームで中日が広島に敗れたため、勝てば５日ぶりの２位に浮上する一戦。台風１２号の影響で、２、３日の横浜戦は中止。３戦目のこの日も、雨で試合開始は２５分も遅れ、四回表終了後から試合は中断された。

　野手陣は試合前練習を室内練習場で行い、選手たちの試合感を取り戻すため、通常は２カ所で行う打撃練習を、１カ所のみにするなど工夫を凝らした。だが、横浜・三浦をあと一歩攻めきれない。試合前、和田打撃コーチは「立ち上がり。先に（点を）取りたいね」と話したが、開始早々の好機をものにできず、ゲームの主導権を握れなかった。

　１点を先制された裏の一回。一死から柴田が左前打で出塁。３番・鳥谷が四球を選び一、二塁としたが、“新４番”の関本が三ゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わった。二回にも先頭のマートンが中前打。一死後、新井貴が左前打を放ち一、二塁としたが、後が続かなかった。

　新井貴は８月３０日の中日戦以来の三塁で先発出場。「いま一番大事なのは、目の前の１試合」と話していたように、最下位・横浜をたたき、一気に上昇気流へ乗りたかった。しかし、打線は三回以降も０行進。横浜・三浦に散発４安打に抑えられ、初回の失点以降は粘投を続けた投手陣を援護出来なかった。


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